波濤ノ守人―日本世界大戦記―

　世界恐慌……世界各国に被害をもたらし、軍縮を加速させた一因である。
　しかし日本を見てみると、恐慌の「き」の字もありはせず、各国も恐慌に屈せず一様に経済成長を果たしていた。
　皆が明日に向かって働いて………その影では軍拡が日増しに加速していっており、各国軍は追い付こう、追い付かれまい、と必死になっていた。
　これは日本を主に、第二次世界大戦の影が全く見えなかった頃から、世界が真っ二つに分かれた二次大戦後の冷戦までを描く物語である。






注
・この物語はフィクションであり、実際の人物、団体、思想、国家とは関係ありません。
・この物語は娯楽作品であり、作品の中で特定の実在する人物、団体、思想、国家を崇拝したり貶めたりするものでは在りません。
・この物語に出てくる現実と同名のものは、現実の内容と乖離していても文中に注釈はありません。ご容赦下さい。
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・作者は架空戦記を書くのは始めてで、歴史知識には穴が多いです。時間が有るならば指摘して下さると助かります。
・この小説は縦読みを考慮して執筆しております。縦書き表示のほうが読みやすいかも知れません。