表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

体育大会前

久しぶりです。

キーンコーンカーンコーンチャイムがなる。


「これから、終礼を始めるから席につけ〜男は私の上でもいいぞ。」


またか…あの変態教師


「あの〜俺は上っていうよりも椅子に縛り付けてください。」


「縛り付けて欲しいのか。どんな縛り方がいいんだ。」


毎朝の恒例行事になってしまっている。伊賀と江川先生のあとは…


「おい、伊賀、おぬし妾の眠る力で縛り付けにされて処刑されたくなければ黙れ。」


中二病の小娘、白河黒花(しらかわこっか)奴もヤバイ…てか、中二病って厨二病どっちが正しい字なんだ…まあいいここからが大変なんだ。


「処刑してくれるの?ありがとう、出来るだけ痛くしてね。早く早く。」


「ふぇ…お前ごときに使う能力なんて無いわアホ。」


ちょっと涙ぐんでいる…虐めたい


「ちょっと、ごみくず共静かにしてくれない。あなたたちの口臭がゴミの臭いがするのよ。てか、いい加減自分の力の限界と自分を見つめ直す努力でもして、周りに適用したり、現実を受け入れなさい。ごみくず共。」


あ〜泣いちゃった、白河さん

伊賀は相変わらずニコニコ…ムラムラまあ興味もない。こともないが…それよりお前だけには言われたくない。ああ、ブーメランだ!


「泣きやみなよ〜黒っち。」


「妾が泣くわけなか〜桜殿おぬしは何を勘違いしておるのだ。」


「だって、涙でて声上がって顔真っ赤じゃん。それって泣いているってことでしょ。」


うわーひでー天然な奴が言うと威力増すな…そろそろだな…


「おい、お前らそろそろ授業始まるぞ。」


「泡っち、どうしたの。」


はぁ〜もういいや


「おいお前らそろそろ授業始めるぞ。」





◇◇◇

放課後…生徒会室にて


「もうすぐすると体育大会だな。ということで企画の準備を始めるとする。まず、新しい種目一種を決めなくてはならない。いい案があるものは挙手をしてくれ。」


バシっと手が上がる


「倉橋何か案でもあるのか?」


「尻尾取りなんてどうですか?」


「尻尾取り…また変わったアイデアだな。」


「はい、球がついた尻尾をア⚫︎ルにはめて、全校生徒でそれを奪い合い、取った尻尾の数だけ点数になるというのはどうでしょう。」


いやいや…それ18禁だから!


「変わったアイデアだったな…まあ、クラス対抗の四つのA〜Dまでのグループで戦うからそれも面白そうだな。ところでア⚫︎ルってなんだ。」


「ア⚫︎ルっていうのはお尻の⚫︎⚫︎のことですよ。」


「え⁉︎それは…ダメに決まってるだろ。他に案はないか。」


5分経過

10分経過

15分経過


「仕方がない、明日までに考えておいてくれ。今日は解散。」




「ねぇ。泡尾君今週の日曜日は暇?」


「ええ、暇ですよアオイさん」


「デートでもしない?」


こうして、今日も普通の1日は終わる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ