【4ー13】
【4ー13】
「村山ぁぁぁ!」
私はありったけの声で吠えた。璃瑠の制止を振り切り村山の元に進む。視界のはしに生徒が倒れているのが見えて視界が激情で歪む。
「ふ、ふしみが、なんなんでここに」
村山がまだ何か言っていたがそれを無視して私は村山の襟元を掴みあげる。
「お前は何をしているのか、分かっているのか!?」
村山の表情は二転三転する。思考回路が追い付いていない。
数秒の間をもって村山は叫び返した。
「……ふ、復讐だよ。ボ、ボクを馬鹿にしたやつらに復讐するんだぁ!
こ、これは審判……し、審判だよ!」
「馬鹿にしてんのか!」
「ぼ、僕は今、ぜっ絶対的な力を手に入れたんだ!
みて、みてみろよ伏見! 僕は、今誰よりも強い、強いんだよぉ!」
血走った眼を見開きながら、口から泡を飛ばしながら、村山は吠える。
「もう、もう僕は、いままでのぼ、僕じゃない。山内も本田も佐々木も伊藤も松木も吉岡も、み、みんな僕が、僕がし、審判を下したんだ!
ぼ、僕を馬馬鹿にするやっつは全部!
そ、れを出来るだけの力がある!」
「お前はっ!」
「ふ、ふしみだってわ、分かるだろう!?
みんなク、クズなんだ。こうまで、し、しないと駄目なんだ!」