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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【4章・審判は下された】
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【4ー4】

【4ー4】


現場に到着すると学校から50メートル以上離れた位置から円心状に検問所があり学校だけでなく周辺が閉鎖されているようだった。

バンの後部座席のスモークガラスから外の様子を覗いて見る。懐かしい光景だった。


「美樹さんは、この高校に通っていたんですか?」

「中退して陸自の訓練高に行ったけどね」

「陸自の訓練高で、魔法使い相手にあそこまで動けるものなのですか?」


訓練校にいたのは数カ月であるから、璃瑠の疑問の意味も分かる。


「知ってるんだろ? 私は鷺ノ宮こよりっていう魔法使いを追ってるって。対魔法使いに特化してるの」


私としては璃瑠の方が不思議なのだが。

まさか、あれ程とは思わなかった。


「到着だ」


運転手に声をかけられて私達はバンから降りる。

先に現場入りしていた六課課員が出迎えた。

課員に奥の作戦本部まで連れていかれる。


「狭山さん!?」


狭山が居た。一課のしかも運営の狭山が現場入りしている事実に驚く。


「いろいろあってな」

「久しぶりっす」

「久しぶりだな、伏見。色々大変だったそうだな」

「まぁ、色々と」


作戦本部は学校裏門から少し離れた売り出し中の空き地にテントを張っていた。

もう少しまともな所はなかったのだろうか。


「で、状況は」

「結界だ」


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