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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【1章・少女は欺いた(前編)】
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【1-7】

【1-7】


 入間沙織の外出届を調べてみると、最低でも週一回は出かけているようだった。とは言え買い物の為が多い。

 誰かに会っていた可能性はあるだろうか、家出するキッカケかアテになる人物がいたのだろうか。


「ん?」


 三ヶ月前から月二回の割合で通院の為と外出届に書いてある。それ以前には見当たらない。

 病名などは書いていなかった。

 さすがにそこまでは踏み込まないのだろうか。


「関さん? 入間沙織には持病かなんかが?」


 捜査資料にも最初に見せてもらった個人情報にも持病の話はなかった。


「持病といいますか、薬師寺さんが言うには三ヶ月前ごろから体調不良を訴えていて通院していたとのことです」

「体調不良?」

「詳しくは分かりませんが」


 少しばかり気になったので先ほど教えてもらった薬師寺早苗の携帯に電話をかける。

 連続した呼び出し音が鳴って、数秒。

 さっき聞いたばかりの薬師寺早苗の間延びした声が電話越しに聞こえた。


『はいはーい』

「さっきの伏見です、何度も悪いな」


 携帯の音声メモを起動する。

 これがあれば電話での内容を録音保存が出来る。


『ほいほーいなんでしょー』

「入間沙織が通院していたらしいんだけど何か知ってる?

 ああプライバシーに関わりそうなことなら無理には言わなくていいから」


 まぁ病院に出向くだけであるが。

 権力って恐ろしいね。

 それに加えて私には美貌もあるから恐ろしいね。


『たいした話じゃないよー? なんかー頭痛と疲労感がたまにすごいんだって』


 頭痛に疲労感。

 璃瑠が横に居ると私もそうなる。


「三ヶ月前からってなってるけど、それ以前は無かったてこと?」


 通院のためという理由は三ヶ月前を境に登場している。


『たぶんそうだよ、急にだったから』

「病名とか原因とか」

『原因は全然わかんないんだけどストレスからくる精神的なものじゃないかってー』


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