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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【3章・運命は輪となった】
78/282

【3ー15】

【3ー15】


新宿区のとあるレストランで弘佳と美智は鷺ノ宮こよりを待っていた。向こうが待ち合わせを指定するのは毎回このレストランだった。

高いと言える程の店でもないが、品よく纏まっていて落ち着いた雰囲気のため不満は無い。


鷺ノ宮こよりには、何か思い入れでもあるのだろうか。


「……来ないですね」


美智がポツリと言った。

約束の時間は13時30分であったが、10分は経過している。

弘佳と美智がメールでなく直接鷺ノ宮こよりに会うのは、これが三度目だったが今まで時間通りに来た事は無い。


「まぁ、いつものことですし。慣れましたわ」


騒がしくドアを開けて少女が一人入店してきた。

金色に染めた長い髪にパーマをあて、肌が白いためよく似合っている。

頭にはミニハットを付け、全身所謂ゴシックロリータファッションであった。

目立ち過ぎるのは、テロリストとしていいのだろうかと美智はいつも気になる。


「お待たせー、うん遅刻かな」

「お久しぶりですわね。鷺ノ宮こより」

「弘佳に美智、久しぶりだね、うん久しぶり」


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