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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【3章・運命は輪となった】
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【3ー9】

【3ー9】


璃瑠が放った一撃を梨花は魔力盾で防ぐも梨花は後ろに吹き飛んだ。吹き飛ばされながら梨花は魔法を発動する。


「3.02A-04Bサークルエンサークル」


璃瑠の周囲で光の粒子が舞い上がり、それは大きな輪となった。


「これはーー!」


その輪が一気に収束しながら璃瑠に迫る。璃瑠に触れる寸前に跳んで輪を乗り越える。輪は収束し消えた。

消えるとまた璃瑠の周囲で光の輪が形成される。それは中心に居る璃瑠に向かって一気に収束した。

速い。


輪を飛び越えるとその隙をついて梨花が引き金を引く。叢雲の長い刃の狭間をバレルにして鋭い光芒が璃瑠を襲う。


「ちぃっ!」


魔力盾を貼るも一撃の重さに吹き飛ばされる。辻風が床をすり金属音の悲鳴を上げる。その悲鳴は璃瑠が辻風を振り上げると唐突に消える。

辻風を構え直し、腰を落とす。梨花が一直線に璃瑠へ向かう。叢雲の真っ直ぐの振り下ろしをステップで後ろに下がり掠める距離で躱すと、辻風を下から斬り上げる。梨花が飛び込みながら璃瑠の真横を転がって避ける。空振った璃瑠の隙をついて光の輪が出現し収束する。


輪が璃瑠を挟み込んだ。そしてなお、輪は中心に収束しようと璃瑠の身体を締め上げる。


「かっは……」


佐樹がハンドガンを腰のレールに接続する。星砕の連結砲。

それが璃瑠を照準に捉えた。


「お終いね」


回避は間に合わない。だが、防御の苦手な璃瑠が強烈な砲撃を受け切る余裕は無い。

輪は強烈に絞まってくる。


佐樹が引き金を引こうとしたその刹那、天井から一閃のビームが差し込む。

佐樹と璃瑠の間をビームが通過し爆ぜた。


「!?」

「美樹さん!?」


天井に開けた穴から飛び込んできた美樹は、魔法による落下速度の減衰を使いながら銃を構える。


突入してきた美樹の黒蛇が唸りをあげる。

銃口下に取り付けられた拡張バレルが持ち上がる。

その様から蛇の名を冠する美樹の銃は拡張バレルと接続すると、確かな反応を美樹の手に伝えた。


「3.02A-02D:2.02-02-01Cジェノブレイカー!」


拡張バレル内で形成された力場によって加速され打ち出された膨大な魔力の塊が青白い閃光を散らしながら直進する。金切り声を上げながら光芒は貫く。混戦状態だった二人は一気に飛び退き、その間を砲撃が攫っていく。

璃瑠が輪を叩き割る。

砲撃がコンテナを軽々と吹き飛ばし宙に舞ったのに気を取られた梨花の隙をついて璃瑠が後ろに回り込む。


「速い!?」

「遅いんですよ」


方や剣として銃の機能を乗せたもの。

方や銃として剣の機能を乗せたもの。

辻風と叢雲が激突する。


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