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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【3章・運命は輪となった】
68/282

【3ー5】

【3ー5】


「あと、2分位で終わると思うわ」

「なんか、あたし何の役にも立ってない気がするよ。ごめんね」


梨花はもじもじといった感じで言う。

気にも留めず佐樹は画面を凝視したまま返事をする。


「気にすることはないわ。護衛みたいなものでしょう」


佐樹の言葉に梨花は首を横に振る。


「でもでも、あたしなんか居なくても佐樹ちゃんは平気だろうし……」

「そんなに自分を卑下することはないわ。あなたの能力は誇っていいことよ」

「でも、あたしは佐樹ちゃんみたいに凄くないし、入曽さんみたいに仕事も出来ないし」

「あなたにはあなたにしか出来ないことがある。それを誰かと比べることはないわ」

「うん……」

「それに、私はあなたが時々羨ましくなる」

「へ?」


佐樹の口から羨ましいなんて意外な言葉がでて梨花は驚いた。

あたしが羨ましいなんてどういう意味だろう。

梨花には予想もつかなかった。


「それってどういう……」

「そのままの意味よ」


梨花の方を見ずに答える。


「佐樹ちゃんにそんなこと言われるなんて意外だよ」


恥ずかしそうに梨花は言った。

癖で頭のリボンを指で触る。


佐樹がポータブルHDDをPCから取り外した。そしてPCの電源をきった。


「すごいね、そんな小さな箱にデータ入っちゃうんだ」

「HDDの方が破損の可能性が低くて良いのよ。タブレットPCより」

「?  へぇー」


無理に理解しなくていいわ、と佐樹が言ったところで、梨花が制した。



そして次の瞬間強烈な爆発音がした。

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