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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【2章・隠者は待ち続けた(後編)】
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【2ー22】

【2ー22】


弘佳(ひろか)は、すれ違った美樹の方を少し見ると美智(みち)に話しかける。


「今の、魔法使いでしたわね」


そう言うと美智は驚いて美樹の方を見た。


「……本当ですか?」

「えぇ、それと懐に何か隠していましたし」

「……WIECSを持ってました?」

「実銃でしょうかね」


弘佳が後ろを振り返ったのを見て美智も振り返る。美樹は階段の途中で踏み止まったまま、うわの空で何かを呟いている。

そして急に下を向き、また上を向き微動だにしなくなった。


「……何をしているんでしょうか」

「さ、さぁ」


何か見てはいけないものを見てしまった気がして弘佳は目を逸らした。

普段から怯えた表情の美智がより一層怯えている。


弘佳の携帯電話が鳴った。

その音に驚いて美智が飛び上がる。


「慣れてくださいな」

「……すみません」

「メールですわね。あら、珍しい。

こより  からですわ」

「……鷺ノ宮こよりですか?」

「えぇ。幾つかの交換条件と引き換えに入間沙織のデータを渡すと言っていますわ」

「……入間沙織?」

「この前、こよりが拉致した子ですわね。

なんでも魔法への抵抗があるとか」

「……魔法への抵抗ですか」

「えぇ。もしかしたら、魔法使いの寿命問題が解決するかもしれませんわね」

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