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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【2章・隠者は待ち続けた(前編)】
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【2ー3】

【2ー3】


「チェックインは私が済ませてきますので美樹さんは休んでて下さい」

「いいの? 悪いね」

「ご老体に無理はさせられませんから」

「ぴっちぴちだよ!」


これでご老体なんて言われたら世の中の殿方はロリコンしか居ないのではないのかと思う。

実際半分くらいはそうだと思うが。



ホテルのロビーのソファに私は腰掛けてチェックインの手続きをしている璃瑠を眺めていた。

フロントデスクは何であんなに高いのでしょうかね、璃瑠の身長だと無理あるよね。面白いから放っておくけど。


横のスーツの男性が騒がしくて気になった。何故スーツなのさ、折角の休暇気分を滅入らせやがって。


年は40代くらいであろうか、量の減った髪を七三分けで撫で付けている。丸眼鏡をかけておりくたびれたシワが見える。


落ち着きがない。たえず視線をあちらこちらに飛ばしているうえ、手元が落ちつかないのかタバコになかなか火がつかない。

正面玄関の方を気にしているので、誰か待っているのだろうか。


大丈夫かこの人。

少し距離を置こうか、それとも話しかけようか。


「あのー……」


意を決して話しかけると男性がこちらに振り返った。コーヒー片手に、勢いよく。


「だぁぁぁっ!?」

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