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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【8章・正義は遺した】
153/282

【8ー9】


【8ー9】


「選択肢?」

「私が六課にいることに私の意志は関係ないですし私が選択したわけでもありません。それ以外の選択肢が無かったからです」

「それってさ、璃瑠としてはいいの?」

「はい。不満も不備もありませんから。他に行くところもないですし」


璃瑠は何者なのだろうか。

私でさえ特例につぐ特例で六課にきたというのに。それよりも年下の時には六課に居たという。

魔法使いとして。


「何の為に戦うか、それは大事な事ですか?」

「大事だと思うよ」

「結果は一緒ですし。それに相手がどうであれ私のやる事は変わりませんから」

「もし、そうしなければ地球が破滅するとして罪を犯す人間がいても璃瑠は躊躇しないの?」

「随分と極論ですが、その人間を斬れ、と命令が出れば私はその人を斬ります」

「私はそれを迷うタイプみたいだよ」


正義なんてものは幾らでも、そこいらに転がっていて私はその一つ一つを気に留めてしまう。

こよりのしている事は間違っているのは分かる。けれど、こよりには、それを駆り立てるだけの理由と意義がある。

村山がした事は間違っていたのは分かる。けれど、村山には、それへと駆り立てられるだけの過程と原因があった。


「大人になって下さい。どこかで割り切らないと」

「分かってるよ。分かってても彼等の言う事も分かるんだ」


私は彼等の前に立つ資格があるのだろうか。


「私は何の為に戦ってるんだろう」

「思いつめない方がいいですよ。あくまで美樹さんの仕事は魔法犯罪の検挙、それでいいじゃないですか」

「分かってるよ」


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