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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【8章・正義は遺した】
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【8ー4】

【8ー4】


ベッドルームの壁際に置いてある電気スタンドと小物いれが倒れていた。小物いれからは中の物が散乱している。


「本当だ。何でだろう」


隣の部屋が現場である立川の部屋だが。横で激しく暴れたらこっちの部屋の物まで倒れるだろうか。

考え辛い。他の原因がありそうだが。


「美樹さん、これ何ですかね?」


璃瑠が小物いれから散乱している物の一つを指差した。携帯用の注射器だった。


「あぁ、立川は糖尿病だったらしい。それの薬だよ」

「糖尿病?」


知らないのか。

簡単に言うと血液中のブトウ糖の濃度が異常に高い病気である。名の通り尿が甘くなるらしい。


「その治療の時に自分で注射するんだよ。だから注射器を持ち歩いてる」

「そういえば、立川裕子の身につけていた遺品リストに未使用の携帯用のインシュリン注射セットというのがありましたが、それですか」

「それそれ」


自分で自分に注射を射つというのはなかなか慣れるものではない。そんなに経験もないが。他人に射った方が多い気がする。

魔法中毒の発作も私は出た事がないし。

梨花は大丈夫だろうか。あの時、緊急セット持ち歩いといて良かった。

発作を起こした時に自分で自分に注射を射つのは難しい気がする。璃瑠に任せても大丈夫だろうか。

璃瑠も持ち歩いている筈だが、胸ポケットにいつも緊急セットを入れているのを、璃瑠に教えといた方が良いのかもしれない。

そういえば梨花に使ってしまったから新しい注射器に変えとかないと。


「……あれ?」


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