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あさきゆめみしきみへ  作者: 茶竹抹茶竹
【7章・女帝は残された】
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【7ー10】

【7ー10】


「被害者は立川裕子、衆議院議員。第一発見者は私と上井博彦。発見時刻は16:10頃。死亡推定時刻は15:40〜16:10の間。紐状の物による絞殺。それと遺体には複数箇所痣」


私の連絡に璃瑠は頷いた。所轄の警察が捜査している間に璃瑠がこっちまで来て合流したのだった。


璃瑠の様子はいつもと変わらなかった。逆にそれが怖い。


「分かりました。美樹さん達が部屋に入った時には誰も居なかったんですね?」

「当たり前だ」

「部屋の状況を見るに犯人と激しく争ったようですが、その物音が聞こえて美樹さん達は立川裕子の部屋まで行ったんですよね」

「部屋のドアの前で物音は途切れた」

「美樹さん達が入ってくる直前まで音がして、入ったら居なかったんですよね」

「そうだよ。多分4時10分位だった」


ていうか、問題はそれではなく。


「分かりました。……で、彼女について説明してもらいましょうか」


不機嫌そうに璃瑠は言った。目線も凶器になるのではなかろうか。

梨花は今さっき璃瑠が六課に引き渡した。後ろから近付いて殴って気絶させるとは悪魔のような所業であった。

いや、本来なら私がすぐに梨花を取り押さえるべきだったのかもしれないが。しかし、私の任務はあくまで立川とこよりの繋がりを見つけることであったわけだし、どうすれば良かったのだろうか。


「どういうことですか。独立派のテロリストが居るなんて」

「私が知りたいよ」

「六課に報告も入れてないなんて」

「ちょっと色々あったんだよ」


今はまだ璃瑠にしか話してないが、どうなることやら。

どうすりゃいいのよ。


「何にせよ、彼女は確保します」

「うん……てかもうしたしね」

「それに彼女も5ナンバーの可能性がありますし」

「そうなの?」

「前回の戦闘で妙な魔法を使ってきましたから」

「妙な?」

「消えたんです。気付いたら後ろにいて」


消えるとなると光学迷彩だろうか。でも光学迷彩は5ナンバーじゃないし。


「瞬間移動ですよ」

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