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すれ違いだらけの僕の運命  作者: 甘衣 一語
大学生活
20/38

キャンパス

 平宮さんの体育祭に続いて僕たちの文化祭が催される。

 この日のために僕は2ヶ月ほど前から週1回キャンパスに通っていたが、文化祭本番が目の前に近づいた今は毎日通い詰めて仕上げに入っている。

 文化祭は全キャンパス合同。実行委員会が全生徒を30のグループに分け、それぞれでしたいことをするのだ。その他サークルでの展示などもあり、かなり大きな規模の学校行事だ。

 もう何十回も通った大学構内を迷いなく進むと、各グループごとに与えられた部屋で文化祭準備が進められている。扉を開けるとグループの人たちが作業をしていた手を止めて挨拶をしてくれる。

 学年も学科も様々な生徒で構成され始めは馴染めなかったが、親しみやすい人ばかりなのでこの2ヶ月で距離が近づいた。このグループでは更に2つのチームに分かれて作業をしている。バンド班とたこ焼き班だ。バンド班は当日舞台でするバンドの練習や衣装、音響の準備。たこ焼き班はたこ焼きを作る練習と屋台の装飾づくり。僕は後者だ。

 部屋に荷物を置き、バンド班の人たちに挨拶をしてから調理室に向かう。他のグループと共有して使う調理室の一角で僕のチームメイトがたこ焼きを焼いている。その隣でこのチームの総監督を任されている先輩が指示を出している。僕もそれに合流してたこ焼きを焼く。今まで2ヶ月僕たちたこ焼き班はこの先輩の指示の元でたこ焼きを焼く練習を繰り返してきた。今日はその最終確認だ。

 いつも通りの工程でたこ焼きを焼く。今までの最高のできばえだ。無事及第点を貰い、僕も装飾作りに合流する。今回の文化祭では各グループに一定額の費用が与えられているが、屋台の売り上げがそれ以上だった場合その売り上げは僕たちが貰ってよいことになっている。来客の目を引くため装飾もかなり凝っている。何度か覗き見た他の店も同じほど凝った装飾をしていた。


 文化祭の前日。

 大学の正門から校舎までの道に並んだテントに屋台の装飾を施したり、ステージのリハーサルをしたりと大忙しだ。シフトの最終確認を終えて今日の作業を終える。僕は屋台の店番以外にステージの準備も任されている。明日、明後日も忙しい日が続きそうだ。

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