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あの日の僕へ今日の僕から  作者: 宝城 輝陽
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過去の罪

じりじりと地面を煌々(こうこう)と照りつける太陽。

その暑さは、かつての自分を。自分に起こった過去を嫌でも思い出させる。


20年前のあの時確かに僕、如月 優(きさらぎ ゆう)は一つの物語の主人公であった。

今日も静かに一人、あの日のこと、過去20年の自分を遊歩道を歩きながら思い出す…


僕は、小学生のころからとても優秀だった。他の人ができないことも、少しの時間でできるようになってしまう。そんな僕は、一人勝手に自分は特別なんだ、と子供ながらに思っていた。少なくとも、同級生には尊敬され、好意的にとらえられていて、欲しいものはすべて手に入ると勝手に思っていた。

しかし、それが僕の地獄の始まりであった。

僕には好きな人がいた。しかし、小学生の子供である。その時はこの感情がいったい何なのか分からず、もやもやとイラつきを覚えていた。ある日、学校に登校し、いつものように授業の準備をしようと自分のロッカーを開けると、そこには一通の手紙があった。「何だろう?」と思いながらも、その場では開かなかった。昼前の休み時間、親友で八生(やよい)にこのことを話し、一緒に見てみようということになった。開けて読んでみると、それは明らかにラブレターという類のものだった。僕は差出人の名前が書かれていないその手紙を見て怖くなり、その手紙を持ち帰りたくなくて、その場で破いて捨てた。今思えば、その選択がすべての始まりだったように思う。僕の通っている小学校は1クラス36人という東京にあるのに比較的小規模といえる学校だった。だから余計に、周りの目は気にしておくべきだった。まだ昼前なこともあって、クラスの大半の生徒が教室に残っている中、隠れて破いたとはいえ、見ていた人がいたのだろう。翌日学校に行くと、僕の悪い噂がクラス中に流れていた。あまりのみんなの態度の変わりように僕は疑問を抱き、八生に何が起こったのか聞いてみた。すると八生は、驚くべき言葉を僕に向かって淡々と言い放った。「あの手紙実は…」

こんにちは。

宝城ほうじょう 輝陽てるひです。こーゆー場所って、なんか面白いこと書いて読者様の興味をより作品に向けられたら良いなと思って結構考えてみたんですが、何も思いつかず、結局「こんにちは。」に落ち着いてしまいました。30秒も考えたんですよ?すごくないですか?

さて、今作品ですが、実をいうと僕の身近で起こった出来事なんですよね。もちろん数字や人物とかは変えていますよ?(笑)とても刺激があって魅力的な話だと僕自身は思っているので、読者の皆様も楽しんでいただければと思います。あまり長々と語っても仕方ないので、次作を楽しみにしていてくださるとこちらのやる気もモチベーションもインフレ状態になるのでよろしくお願いします。

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