表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

性病と私

作者: らやま


【プロローグ】


「かわいそ。」


そう。可哀想。

終電を待ってる寒空の下

自分で自分をそう思うことで

悲劇のヒロインの気分だった。



帰宅の道のり約1時間


なんでこんなことになったのか

なんで私は泣いてるのか

10年前から振り返り出してた。


どうしようもない

死ぬ勇気もない

ため息しかでない



【私について】


28歳 独身

同棲中の彼氏あり

浮気をしたら性病をうつされた。

その性病が原因で子宮頸癌になったかもしれない。

明後日、精密検査の結果を聞きに行く。


ピンク色のおりものと

生理でもないのに下腹部の鈍い痛みが

私の不安を煽る。


あぁ、だから涙が出るのか。



【初めての彼氏】


初めての彼氏は18歳の時できた。

ちょうど10年前。地元が一緒の同級生。

一途に思ってくれる優しい人だった。


付き合って7ヶ月目、

目移りして乗り換えたのは、私。


ここからだ。

そもそもココからだよ。

なんで乗り換えた私。



自分にイライラして足音が大きくなる

耳に刺さってるイヤホンからは

aikoの甘酸っぱい恋愛曲


あー。イライラする。


ポケットから携帯をとりだし、

松本にLINEをうつ。





「なんか悲しくなってきた」







【2番目の彼氏】

この人とは約3年間とちょい。

大学卒業間際まで付き合った。

私史上最長記録。

そして処女をあげて、童貞を頂いた。


穏やかで余計なことをなにも言わない

いい人だった。



別れたきっかけは、大学4年の時。

就職する私と、進学を決めた彼の間では

ケンカが絶えなかった。

今思えば私のわがままがほとんど。

ただのメンヘラやな。


彼はそれに絶えれず、私がフラれた。



でもその2週間後には彼氏ができた。






きりかえ、はやくない?





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ