派遣はお茶飲んじゃダメ
ちょっと前にネットニュースか何かで目にしたんですが、コレ、どういう意味ですか?
見出しだけでちゃんと読まなかったんですが、お茶飲んで時間を無駄にしたらダメってこと?
それともウォーターサーバーみたいなのが置いてあって、派遣だけはそれ飲んじゃダメってこと?
いずれにしても、こんな職場、即辞めです。
飛んでもいい。十分だと思う。っていうか、正しい。
こんな扱いを当たり前に受け入れるほど弱弱しい姿勢ではいけません。
かといって、「派遣をなめんなよ」といった感じでやたらと肩に竹内力(無駄に力がはいっている)でも困るんですが。
そう、このあたりのどこまで不利な条件を受け入れるか、どこでキレるかって派遣にとっては難しい問題なのです。
弱腰すぎてもいけない、キレキレすぎてもいけない。
このお茶飲んじゃダメ職場みたいな職場ってある意味やりやすいんです。
自分の我慢が足りないのかな?なんて感情に揺れることなく、悩むことなく辞められるし。
問題は、ほんとは派遣を下に見てるのに、その気持ちをうまく隠して派遣を便利に使ってやろうって職場。
派遣を下に見てるなんて、結局はどこの職場もやってることなんです。
でも、それをあからさまにしてくれたら、こっちもキレて辞めることができるけど、巧妙にこれを隠してる職場では、キレることもできない。
ほんとは便利に使われていることをわかっていながら、こっちも大人なので「大人の事情」のなかでニコニコと仕事をしていかなければならない。
この精神的負担は主に派遣社員のみが担っています。
正社員のほうは、「私(俺)って女優ね」なんて気持ちよくなりながら、職務を果たしている自分にうっとりしていたりする(いますぐ死ね馬鹿、しかも苦しんで)。
このわざとらしいことを演じられる自分が偉い、みたいな感覚っていつからでしょうね。
清濁併せ吞む、とかってことと勘違いしてるんじゃないでしょうか。
あほくさ。そんな高尚なものと一緒にするんじゃない。
昔だったら恥ずかしいものとされていた行動です。
裏表の激しすぎるこういった態度をとる人は職場で嫌われたりしていたものですが、今ではこういった輩が職場で優先されたりしています(やっかいだからみんな避けて通っているだけともいうが)。
派遣と正社員のポジションの違い、だけでなく、職場で優先されるキャラが変わってきたことも中年を苦しめている一因なのかもしれません。