がんばって! のカツアゲ。これは単なるひがみ? 人間関係の歪み?
ラインを見返せば、こっちが「がんばって!」とばかり送っている友達がいる。
あっちからはそういった言葉はない。
どうして?
仕事もあっちのほうが安定してて、年収も格段に高く、仕事の愚痴を聞いていてもこっちのほうがよほど理不尽な思いをしているのに・・・
こういった関係性って実は多いと思う。
その友達の全部が嫌いなわけではない(だったら友達ではない)が、どうもこの傾向が強くなりすぎると、やってられない。
私はあなたのママじゃないのよと言いたくなる(相手、既婚者だけどね)。
でも、周囲を見てみると、非正規で苦労の多い人って、こういう友達を持ちやすい。
自分のほうが大変なのに、つい「がんばって」と声をかけてしまう優しさ、人の良さは現代の日本でもっとも必要のないものだと思う。
自分より大変な人にがんばってをカツアゲしまくり、それをガソリンにして頑張り、さらに上のステージにあがっていく・・・そういった人が勝者。
それがいまの日本。
こんなふうに見えるのって敗者のひがみ? それとも人間関係が歪んでるから?
どっちもでしょうね。
でも、こんなふうに正規、非正規が分断された日本って、結果的にこんな関係に溢れてる。
ってゆーか、こんなふうにいびつな人間関係のほうが多くなってる。
金持ち同士で遊んでよ、育ちも同じぐらい恵まれてて、学歴もおんなじぐらいで、同じぐらいの年収で、同程度の社会的ステータスを持ってて、そーゆーのとつるんでたらいいじゃん。
でも、奴らはこっちの遊んでとやってくる。
がんばって! をカツアゲしに。
恵まれた者同士の関係では、がんばって! をもらえないから。
一回負けると、こんなふうに優しさをカツアゲされまくるんですかねえ。
非正規でめちゃくちゃに扱われてるのに、前向きに生きてるってゆーのも、ある意味寛大だからできていること。
そして、なぜか狭量な人ほど、正規で勝ち上がっていく。
なんなんでしょう?
やってらんねえ。
なんの報酬もないのに。
非正規で正規に比べて二割も三割も年収が低くなると、なんでもかんでも換金できねー、わりに合わねーと思い始める。報酬ありきになってくる。時間を換金しないと生活が苦しいから。
それは嫌だけど、まあ、仕方ないよね。人間そんなもん。
清貧を楽しみ立派になりたいけど、それも無理な世の中なのよ。
自分より弱い人にがんばって! をカツアゲしないでと言いたいけど、その認識を変えるのは無理。
だって、会社では、非正規が日本の職場を支えている(安くこき使われ、汚れ仕事をやっている)のが当たり前。
勝者が敗者に優しさや奉仕をカツアゲするのはもはや当たり前なのだ。
そんな状況に生きているのに、私生活だけではそれをするなと言われても、彼らは態度を切り替えることはできないであろう。
だから、私は今日もラインで心ない「がんばって!」を打つ。
なにやってんだろと思いながら。




