派遣に雰囲気を変えてもらいたい!
派遣社員にとんでもない役割を期待する会社というのは非常に多いものです。
だから派遣社員が苦しくなって続かない。
派遣社員に問題があるケースも多々あるでしょうが、ちゃんとした人でもその状況ならどう考えても続かないだろうってことを強いてる会社も非常に多い。
常識がないのか、派遣社員だから我慢しろと思っているのか。
残念ながら後者のケースが非常に多いです。このご時世、皆が正社員になれるわけじゃないから・・・なんて理解あるようなことを言いながら、正社員は派遣をしっかりきっちり見下している。
だから、出来が悪いから我慢は当たり前だろうとか思ったりしているんですね。
ということで、派遣に無理を強いるわけです。
で、本題ですが、どんな無理を強いるかってことですが、派遣に職場の雰囲気を変えてほしい!みたいなアホな要求を本気で願っている人たちがいます。
そんなもん自分たちで変えろって話ですが。
でも、そうもいかなくなってるんですよね。社員たちが仲が悪くてにっちもさっちもいかなくなっている。
そこへ新しい人(派遣)を投入して、雰囲気を変えて(良くして)欲しいと本気で思っているんです。そんなわけあるか、馬鹿。
もともとの希望が無理だし、こんな要求を派遣が感じ取ったら、すぐにでも辞めようとするでしょう。当たり前です。
「私たち、いくら時給貰ってるか、知ってます?」
これにつきます。安い金で人を利用しようとするんじゃない。
雰囲気が悪い職場というのは、絶対に良くなりません、結果から言うと。
社員間の仲の悪さは誰かが間にはいって直るものではない。新しい人がはいると問題が大きくなるか、新しい人に矛先が向くか、そのどちらかです。
新しい人が潤滑油になることは決してない。
しかし、瞬間的に仲が悪かった社員たちがタッグを組む瞬間は生まれるかもしれない。
それは新しく入ってきた派遣を攻撃する瞬間です。
不仲のぎくしゃくした職場で一番わりを食うのは派遣です。仲が悪いなりに安定している職場では、皆、単独で勝手に仕事をしているはず。
一人ひとりが自由気ままにやっているんですね。そこへ新しい人が入り、何かを習うとすると、ストレスが生じます。
そして、ストレスの元(新人)を攻撃する。
この瞬間だけは、新人(派遣など)が共通の敵となり、仲が悪かった人たちにも一体感が生まれるのです。
あほくさいけど、これが事実。
入ったばかりで誰かを頼らないといけない新人は、周囲の人たちにおもしろいように翻弄されるわけです。
つまり日ごろ溜まったストレスの矛先になってしまう。
雰囲気の悪い職場に入るとこうなってしまうというあるあるなのですが、こういったケースで退職に追い込まれる派遣は非常に多い。
これの繰り返しで派遣をとっかえひっかえしてる職場はめずらしくないです。
ひどいと思うけど、これが今の職場の現実。
今はどこも、派遣がいないとまわらないようになっている(社員が休みがとれないなど)のに、派遣は地雷を踏みながら定住できる職場を探さなければいけないのです。
そりゃあ傷だらけ(履歴書がボロボロ)にもなります。
そこんとこ、世間はちゃんと理解しないといけません。
というか、派遣にわりを食わしてもいいって風潮をなんとかしろ。
ハラスメントが非常に立証しにくい、通りづらい派遣ですが、そういった点を改善しないと、派遣が貧乏くじをひかされ続ける現状は変わらないと思います。
ちなみに、雰囲気の良い職場というのは、結構ドライな雰囲気の職場であることが多いです。
人は自分とは違う、思い通りにならない、だから期待してはいけない。
こういった考えの頭の良い人が多い職場は、雰囲気が荒れません。
他人に期待してないから下手にちょっかいをかけることがない、ゆえに職場が荒れない。
そういった職場なので、ちょっとドライというか、冷めた雰囲気になるのも確かですが、べたべたと甘い雰囲気で仲の良さそうなふりをし、実は陰でネチネチ言い合っている馬鹿率の高い職場より百万倍居心地がいいわけです。
こんな当たり職場はなかなかありません。
派遣も辞めないからね。
派遣の募集があるイコール何かがあると思ってまず間違いないので(派遣の場合、8割方、いや9割はこのケースです。正社員の募集とは根本の原因が違う)、仕事に就くということはトラブルに突っ込むということになります。
派遣でお金をもらって働くって、思っているより簡単なことではないのです。




