メリットはいつも下の世代に(その2)
でも、そんなふうにニヒルに笑って流せない問題もあります。
それは40代、社会的に死んでしまっても放置問題。
今の40代は大変な時代を働いてきました。就職は苦しく、入れたとしてもブラックなことばかり。
会社もたくさんつぶれました。
それで失業して、社会に戻れなかった人も多数です。
サービス残業して、怒鳴られたり、机蹴られたりにも我慢して、でも、倒産すれば翌日からフリーター。
鬱になろうがひきこもりになろうが、社会の支援はありませんでした(この世代はボリュームもあって、政府も手がつけられなくて捨てたらしい)。
そんなふうに死屍累々となっていった40代をみて、政府はどうしたか。
なぜかその下の世代を守る行動に走ったのです。
あれは悪いケースとして切り捨てよう、でも、下の世代は大切にしないと。だって、彼らは数も少ないし・・・
馬鹿か。やってられないとはこのこと。
血を流したのは40代以上です。
会社を訴えるなんてとんでもないという時代に会社にたてついて、会社(企業)でも間違ったことをするということを世に知らしめたのは今の中年(人によってはもう老人)たち。
だから、今の働く人たちが「ハラスメント」なんて言葉に守られて生き生きとやっていけている。
なぜに? なぜに利益を謳歌している中心が、今の30代とか20代なの?
やってられないというか、こんな社会で働きたくない。
ものすごく強くそう思います。
ああ、もう日本とか出たいな。捨てたい。こんなことを思う日が来るなんて思わなかったです。
日本大好き(というか、外国恐怖症)だったので。
40代や50代が作り上げてきた礎のうえで、のうのうとえばりちらしているのが、なんの縁も接点もない(もちろん何も改革に関与してない)ぐっと年下の世代たちなのです。
世代による当たりはずれはあります。
戦争にあった世代もあったし、不公平を口にしてもしょうがない。
そうは思っても、でもさ、ちょっとね・・・ばからしくて「一生懸命」って言葉を捨てたくなる。
そんなふうにねじ曲がってひきこもり続けてるひとって多いと思う。
ひとことで「会社の人間関係につまづいてしまったひとが多い」みたいにくくって報道するニュースとかもあるけど、そんなに単純な問題じゃないだろ。
テレビでニュースとか扱うような立派な人たちがそんな浅い報道してどうするよ。
だから日本の大学は(有名校でも)入れば4年間は馬鹿になってても卒業できるって言われるんだよ。
そのあとの仕事のクオリティに結びついてないから。
ああ、怒りが余計なところにも向かってしまう。
いけませんね。
でも、この問題って蓋をされてて、ちゃんと分析されてないっていうか、掘り下げられてない。まさしく放置問題なんです。
その世代でも立派に頑張ってる人、たくさんいるでしょ?
そう言われたらそれまでなんですが、ほんとにそうなの?
チャンスの割合が最も低かった世代が、大変大変と言われながら実は大切にされていた世代に鼻で笑われて馬鹿にされているこんな状況を誰がよしとしているんだろうか。
まあ、若い世代は気持ちいいだろうけど。自分たちが優秀って勘違いできるだろうし、上の世代をなんの迷いもなく小馬鹿にもできる。
生き方が下手だね、俺たちはそんな下手はうたないよって。
ああ、そうですか。一生その調子で順調にやってください。
努力や苦労が花開くのって、思いもよらぬタイミングなんです。
だから、ぜんぜん苦労をしらないものに利益が還元されたりもする。
本人たちは棚ぼたなので、「ラッキー」で済まして、その事象の意味も考えない。
悪事が発覚するのもそう。罪を背負うのは思いもよらぬ人たち。
だから、ほんとの悪人が罰せられない。
苦労しても正しく生き、でも誰からも認められず弱弱しく笑いながら死んでいく、みたいな映画のワンシーンはありますが、今後の日本はそういった姿にあふれるんでしょうね(そんなふうになる前に語学を習得して外に出たい!)。




