表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中年派遣男子のやってられない日常  作者: 中年派遣男子
12/42

メリットはいつも下の世代に(その1)

この前、雑誌でひさびさに拝見した元山一証券の社長。


正しい謝り方、みたいな記事だったかな。内容忘れたけど、久々にみた山一をクローズした社長の印象のでかさはすぐによみがえってきた。


「社員は悪くないんです」


そう言って泣きじゃくりながら頭を下げた山一最後の社長。


偉い方でしたね。


最後の最後の大変なことだけ俺におしつけやがって。


そう言いたい気持ちがあったと思います。実際、山一がつぶれたのって、この方じゃなくてもっと前に社長をしていた方々の采配ミスとかやりたい放題の積み重ねの結果だと思うし。


でも、そういった奴らはするっと逃げ切ったんだよね、大金がっぽりもらって。


あんなふうに山一の社長が泣きながら会見しているのを、笑ってみていたクソのような輩もいたでしょう。


「こいつ要領悪いな。俺は、いまでも天下り先でほくほくさ」ぐらいのことを思いながら。


根性の悪いひとって底なしに根性が悪いもんです。くやしいことにそういったひとのほうが勝つ世のなかになってしまってるけど。


でも、自分が大変不利な状況に置かれながらも、もっと弱い立場の人をちゃんと思いやれる人もいるんです。


世のなかまだまだ捨てたもんじゃない。


あの頃はそう思えましたが、いまはこういった立派なオトナも減りました(というか絶滅した。ネットの渦中で洗濯洗剤のように溶けちゃったのかな?)。


ということで、何が言いたいかといえば、大変な思いをしたからといって、メリットは享受できないという哀しいお話。


この山一の号泣社長は大変なことを押し付けられたわけですが、メリット(お金)にはならなかったはずです。


メリット(お金)は会社をつぶすようなことを多々していた歴代の社長たちに流れてしまっている。


世のなかそんなものなんです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ