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召喚からの投獄な件~

ブクマと感想を燃料に小説書いていきます!

何かあれば感想を!全て読みますので。

豆腐メンタルなのであんまり厳しくは嫌ですが(*'ω'*)

吸収、それを聞いて何を想像するだろう。

衝撃吸収、エネルギー吸収、消化された食物が栄養素となって

小腸や大腸から取り込まれる現象...etc

多種多様な意味を持つ。

しかし、その意味が理解されない程の技術進歩しかない異世界だとしたら?


「吸収」なんだそれは? 一体なんの言葉だろう?

等々理解されないだろう。

我々でいう理解出来ない言葉の羅列、例えば「擧蛦」

読めもしない言葉は理解など到底できないだろう。

ならば? その意味不明な名前の能力、「スキル」をもった人間を召喚するとするだろう。

人間は理解出来ないものを拒む性質がある、除け者とする。

詰まるところこうだ、殺害、よくて投獄だろう。

俺だった場合は後者だった、運が良かったと言える──



俺は目が覚めた時には白い光が周りにあるだけだった。

そして軽い頭痛のあと、強制的に知識を埋め込まれたらしい。

俺は死んだのだ、そして知識によると異世界に召喚するらしい。

らしいばかりだが理解出来ていないので仕方ない。

そしてすぐにこの光景である。


ザワ...ザワ...

周りにいる派手な服を着ている連中は何かを話し合っている。

それはそうかもしれない、なにせ「勇者召喚」で現れた勇者が

普通の服を着た冴えない学生なのだ。

どうやら見た感じ城。

王様らしき人物が席を立ち言葉を発する。

「静まれい!」

ピタリと声が消え王様に全員目を向ける。

「急な召喚すまなかった、して...貴殿が勇者でよろしいか?」

「だと、思います、召喚されるって...質問いいですか?」

王が頷いたので言葉を発する。

元の世界では死んだので元の世界に返せなどとテンプレはいわない。

「えっと、僕が勇者ですけど、魔王を倒さないといけないとかあるんですか?

それと勇者召喚って何を犠牲にしてどういう条件で勇者を選ぶのでしょう。

あと魔王を倒したとして僕はどうなるのでしょう」

「そうだな、魔王は倒してもらうことになるが「審査の儀」で戦闘系じゃなかった場合城で働きながら生活してもらう、犠牲は金銭宝物の類だ、条件...は神が選ぶらしいが詳しくは知らぬ、

倒した後は英雄として生活してもらう、生活に不自由にはならないだろう、たまに祭りには出てもらうがな」

ここまできいて、まともな勇者召喚だと知った。

ものによっては奴隷のように働かさせられるからな。

「では質問がなければ審査の儀をしてよろしいか?」

ステータス鑑定だろうか? 取り敢えず頷いた。

王が何かメイドさんにいって、俺の目の前に水晶が置かれる。

触れるように促されたので触る。


佐藤 雄輔(ゆうすけ) lv1 勇者

体100 魔100 攻100 守100速100

固有スキル

吸収lv1

通常スキル

異世界言語lv100 光魔法lv75 剣術lv68

体力回復速度上昇lv50 魔力回復速度上昇lv50

経験値取得上昇lv70


ステータスについて、ステータス平均100はそうだな、強めの冒険者位。

スキルはlv100まであって、lv1-15が初級,15-40が中級,40-60が上級,60-70が超上級,

70-100が人外みたい。

人外ってのは人間にその領域のものがほぼいないため。

経験値取得上昇はスキルlv、俺のlvどっちもに影響する。

固有スキルの吸収はlv1だと物体の運動エネルギーを微小吸収。

子供が軽く投げたゴムのボールの衝撃がなくなるくらい。


でこのステータスをみた奴らが騒ぎ出す、何がおかしいのかね? 強いから?

「なんだあの固有スキルは...」みたいなことを口々に言う。

王が喋る。

「その理解不能な固有スキルは勇者とはいえぬ!

お主の今後を決めるので牢獄へ放り込め! 抵抗をしなければ暴行はしない」

大人しく手錠をかけられ牢に入る。

固有スキルが理解出来ない、それを聞いて悩む。

もしかして読めないのか? そうだとしたらどうにも出来ないな。

というかなんだあの変わりようは...理解出来ない固有スキルのせいで国が滅んだりでもしたか?

意外とそうかもしれない─と考えつつどうするかを考える。


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