ドラゴンバトル!
新小説で~す
よろしくです
これは、俺が8歳のころの話
ここは、大阪の田舎、結構緑が生い茂ってる。
今は夏、この時期になると外で遊ぶ子供が増える・・・元気なもんだ、でも、なぜだろう、川とかあるのに、川で遊ぼうとしないし、そのせいか、熱中症の患者が多い。
川に何かあると思って川へ幼馴染2人で行った。
川が見えてきて川に入ろうとすると急に謎の光に包まれた。
光が晴れると、目の前には、竜がいた。
「何だこの生き物!?」
「汝たちは、我が見えるのか・・・面白い」
するとまた光に包まれた。
光が晴れたときには、すでに、竜はいなかった・・・
ジリジリジリジリジリ
「うーん、朝か・・・また俺の子供のころの夢だ・・・」
俺の名は神崎光竜、一人暮らしの高校1年生
上の物語は、俺が小さいころ実際に体験したことで、そんなことがあったと、最近親に言ってみたら、どうやら俺が住んでいた場所には竜がいるといわれていたのだ。
そして俺たちは、その竜といきあってしまったのだ。
「とりあえず朝飯食おっと」
ピーンポーン
「光竜~早くでてこ~~い遅刻するよ~~~」
「まだ1時間くらい余裕あるだろ!!」
彼女は竜断夏音、とにかく朝おきるのが早い幼馴染
「うるさい夏音、もう少し寝かせろ」
「ドアの前で制服着ながら寝るやつがどこにいるのよ!」
彼は、鬼龍宝多、外で寝るのが好きだ~とかいってよく自分の部屋の前で制服で寝るおかしな幼馴染。
俺と宝多はマンションの部屋が隣同士なのだ。
「そんなことより、早く出てきなさいよ~光竜~~」
「だあ~~もう、飯くらい食わせろ!!!」
そういって俺は食パン一枚くわえて外に出た。
「やっと出てきた、遅いわよ、光竜、宝多も待ってたよね」
「まってねーよ」
グイッ
「待ってたわ・よ・ね?」
「は、はい、待ってました!!!」
「は、ははは」
相変わらず夏音は怖いや。
「それにしても夏休み明けもやっぱ暑いな」
「そうね~胸まで暑くなるわ」
「お!?」
「おい宝多、鼻の下伸びてんぞ」
「の、伸びてなんか」
「嘘だよ」
「意地悪だなぁ~」
「・・・この変態どもがぁあああ」
「ぐぱぁ」
「痛って!何で巻き添え食らわないとといけないんだよ!」
「この変態と一緒に喋ってたから」
「変態って、ひどいなぁ~」
「いや、お前にはふさわしい名前だ」
「なんで!?」
宝多の家にはお宝ばっかりあるからだ。
「とにかく、早く学校へ行きましょう、腕が鳴りっぱなしなんだけど・・・」
「どんだけ血に飢えてんだよ」
「どんだけ血に飢えてんだよ」
宝多と光竜の突っ込みが、夏音の鳩尾を貫いた。
そして、学校へ着いた。
ここは、竜を操る専門学校、この世には、ドラゴンバトルというスポーツがあり、竜同士で対決させるスポーツがあるのだ。
え?ただのカードゲームみたいじゃないかって?いや、違うんだなこれが、公式のステージは地球7個分の広さでいろんなステージで戦うからプレイヤーも動き回らないといけない。
練習ステージでも地球3個分はある
体力がかなり必要な上に自分だけゆっくりしてるとドラゴンに放っていかれて、ドラゴンに指示もできずに制限時間が切れたり、一方的にドラゴンが攻撃を受けて負けるとかがあるから、ある意味めちゃくちゃしんどいスポーツなのだ。
そして、今日の放課後、ある出来事が起こる。
「よっしゃ~~朝練するぞ~~~~」
「はいはい」
「は・い・は・い?」
「は、はいやりましょう!!!」
「よろしい」
「ていうか、朝練、意味あるの、誰が相手するんだ?」
「え?何言ってるの~あなたたちに決まってるじゃない~あははは」
「その笑い声はモテないよ」
「だよね~~~」
「あぁん」
「いえ、な、何でもありません!!!」
「い、いえ、何でもありません!!!」
「よろしい」
やっぱり怖い。
「アリス召喚!!」
ドラゴンバトルをするには、召喚石って言うのが必要で、始めたら、一生その竜と向き合うと契約して、召喚石が生み出される。デザインや属性は、自身の意思で決められる。
属性は火、水、風、雷、土、光、闇の7種類。竜の属性と技の属性が同じなら技の威力が1.2倍になる。
光と闇の竜はレアなのだ。
「相手は誰?」
「じゃあ、俺がやる」
「珍しいわね、光竜、あんたが面倒くさがらないなんて」
「いや、ちょっと今日になってだけど、引っ越しした後にさ、召喚石が出てきたんだけど、輝きがなくて、で、俺が持ったら急に光りだしたからとりあえず今日持ってきたんだけど・・・」
俺たちは、春休みのある日に3人で同じマンションに同じ日に引っ越したのだ。
「私たちに相談しなさいよ」
「そうだよ、何で相談しなかったんだ!?」
「なんだか親みたいになってんぞ・・・まあ、相談しなかったのは悪かったけど、正直どんなのかわからない以上、夏休み中は触らないでおこうと思ってたんだよ」
「まあ、たしかに、勢力がでかすぎて急に暴れだしたら大変だもんなぁ」
「ふ~ん、じゃあ最初に契約したほうでやりましょう」
「なんで!?」
「こんなかよわい女の子に何かわからない竜で戦うなんてひどいわ!そんなの!」
「かよわいのか?」
「これでも女の子よ!!!」
「ま、確かに胸おっきいもんな」
一応、B87cmで、美人、でも性格はあれだけどモテてるんだよね~あくまで一応だけど・・・
「へ、変体宝多~~~~~アリス、やっちゃって」
「ギャオ、グウウァァァァァァァ」
「熱いって熱いってぎゃああああああ」
「今のは自業自得だ」
キーンコーンカーンコーン
「あ、チャイムが」
「あ~もう朝練できなかったじゃない!」
「さっさと行くぞ」
「ちょっと、俺放っていかないでよ」
始業式が終わり、宿題の成果を見てもらうことになった、ちなみに宿題って言うのはただ一つ、竜の1つの技のレベルアップを5回成功させること、竜は4つまで技が覚えられる。
竜の属性と技の属性が同じなら技の威力が1.2倍になる。
やり方は技と技を合成させること、技は、機械に召喚石と技をセットして、機械で覚えさせる。
技を作るには技カードというものを機械で変換してその機械に保存することで技ができる。
機械の通称はドラゴンPCという。ドラゴンPCは、入学時に支給される。
学校から一人一人の生徒にレベルアップするための技カードが50枚支給される
「光竜は、何回成功したんだ?」
「10枚使って7回レベルアップに成功した」
「うそ!?なんで!?」
「簡単だ、技の成長度の早いやつだけを覚えさせたらいい話だ」
「あ、そっか」
「くそ~なんでこの俺が気づかなかったんだ!」
「馬鹿だから」
「馬鹿だからよ」
「二人に突っ込まれた」
「宝多は?」
「50枚全部使ってやっと5回成功」
「ドンマイ」
「ぐぅ~~夏音どうなんだよ!」
「私は30枚で終わらせたけど」
「てぃくひょ~~~~~」←ちくしょ~~~~~
「言葉の意味までわからんわもう」
「次、神崎、成果を見せろ」
「あ、はい」
ちなみに課題は、ボス級ドラゴンに1発でどれだけのダメージを与えられるかが課題、レベル5以上の技はどれだけ弱い技でもボス級ならよろめかせることくらいはできる。
「いけ、ファイアドレイク!」
「うがぁあ」
「ネオファイア!!」
ボス級ドラゴンに直撃だった。
「うぎゃあああ」
そして、ボス級ドラゴンは倒れた。
「すごいじゃないか神崎」
「光竜君すごーい」←女子たちの声
「・・・」←ガン無視
「次、鬼龍」
「はい」
「いけ、ピラフ」
「うにゃあ」
「何でピラフは猫の声なんだ・・・」
「ま、気にするな、宝多」
「気にするわ!」
「え~俺、かわいい声好きだけどなぁ~」
「うっさいな~もうほっとけ」
「はいはい」
「ピラフ、ギャラクシースパイラル!!」
「うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ボス級ドラゴンは倒れた。
「よっしゃあ」
「宝多君すご~い」←女子たちの声
「ありがとう、女の子たち」
「浮かれてんじゃないわよ馬鹿宝多!」
ベシッ
「痛ったあ、何すんだよ」
「自惚れすぎてたから助けてあげたの」
「俺もそうしてたぞ、宝多」
「光竜まで~」
「はいはい、静粛に、次!」
~10分後~
「次、最後、竜断」
「はい」
「いけ、アリス」
「ぎゃお~~」
「ノベルティクス!!」
「ギャアオオオオオ」
「レベル高い技出すな~さすが夏音、竜もすごいわ」
「私の竜に口出ししないでく・れ・る?」
「ひぃぃぃぃごめんなさいごめんなさい!!!」
「よろしい」
ボス級ドラゴンは消し飛んだ。
「やっぱノベルティクスはすごいわ、属性は竜の属性と同じになって、成長度はまあまあ早い上に、威力も相当あるからな、よく当てたよな」
技カードはドラゴンバトル専門店で1000円3枚パックと、3000円3枚パックがある。時々、限定版も出てくる。ノベルティクスは1000円パックの一番レアな技である。
「ま、俺はヒールヴァンプ持ってるから別にいいけど?」
「あ~もう、光竜のそこがムカつく!」
3000円パックで一番レアな技がヒールヴァンプ。ヒールヴァンプは無属性で成長度は普通より少し遅いが、威力がものすごく高く相手に与えたダメージの半分回復する技。
「それにしても、この技すごいよな、ドラゴンバトルはHP制でもないのにダメージの半分って」
「相手を体力MAXの状態で一撃で倒したら相手の体力の半分回復だからな、基本、ドラゴン同士で戦う場合はドラゴンスカウターをつけるからわかるでしょ」
ドラゴンスカウターとは、相手の残り体力が見える機械、ドラゴンバトルの試合で、絶対につけなければいけないもの。性能がいいものだと野生のドラゴンを仲間にすることができる。
これも、入学した後に支給される。
支給したスカウターでは仲間にできない。
「じゃあ、今日はこれまでだ、お疲れ様!」
「お疲れ~っす」
「お疲れ様です」
「お疲れ様です」
・
・
・
「はあ~やっと終わったわ~」
「でも、この高校やっぱいいよな、勉強ないし」
「でも、課題失敗したら補修きついけどな」
「まぁ、私たちは一回も補修受けたことないけどね」
「まあ、俺たちは推薦で入ったから、ドラゴンバトルが好きだからこの高校に入ったんだけどね」
そう、ドラゴンバトルは昔からやっていた、あの竜に出会った日を期に・・・
ドカーーン
「なんだ!?」
「行ってみましょう!」
「おう!」
「おう!」
~街~
「ぎゃあああ」
ボォォォォ
建物が燃えている
「何だ、あの竜!?」
「君たち、下がりなさい!!!」
「先生!、いったいなんで街にドラゴンがいるんですか!?」
「突然飛んできて暴れだしたらしい」
「相手はおそらく火属性だな、俺行ってくる!」
「ちょ、バカッ」
「宝多、やめなさいよ」
「出て来いピラフ!」
「うにゃあ」
「ギャラクシースパイラル!!!」
「う~~にゃああ」
「うがあああああ」
「よし効いてる!」
「違げぇよバカ、技のエネルギーためてるんだよ」
「嘘!?」
「なんで!?」
「あれは、ガイアバベルって言う技の前ぶれだよ、1分間行動不能になり、自分に少しのダメージを受ける代わりに街ひとつ破壊するほどのパワーで攻撃するんだよ!」
「え~~~!!!」
「え~~~!!!」
「しかも、風属性で攻撃すれば威力も上がる」
「え~~~!!!」
「え~~~!!!」
「その反応はもういいよ!」
「うがあああああああああああああああああああああああ」
「まずい!発射される」
きゃああああああああああ
「くそ!」
ピカッ
「!?」
「!?」
「!?」
「!?」
「こ、これって・・・」
「小さいころに、私たちを包んだ光?」
「俺の召喚石から放たれている」
「汝の力、見せてもらおう!」
「!?」
「うがぎゃあああああ」
光が晴れた。
「ガイアバベルがとまった?」
「何でなの?」
「そ、それより、光竜のあの召喚石が光ってる」
「え!?」
「・・・」
「我は聖竜、汝と契約がしたい」
「・・・はい」
ピカァッ
「うわっ!」
ドラゴンは仲間にしても契約はしなければならない。
今使ってるドラゴンの契約は破棄されない
「またあの光なの!?」
光がまた晴れた。
「汝と契約が成立した、あのドラゴンを倒すぞ!!」
「あぁ!!」
「うぉおおおおお」
「うごぉおおおお」
聖竜が光のレーザーのようなもの吐いた。
「うぎゃがあああああ」
ドドーーーン
あのでかいドラゴンは爆発とともに消し飛んだ。
「ナイス!聖竜」
「汝の役に立てて光栄だ!」
「あ、あのときの竜じゃない!?」
「あ、あぁ、そうだな・・・」
「あのときの竜と契約できるなんて・・・やった~~~~」
「伝説の聖竜だ・・・」
「先生?」
「ちょっと、君たち、話を聞きたい」
「何でですか?」
「いいよ、夏音、いいですよ、後で俺の家に来てください、3人で待ってます」
「あぁ、わかった、では、また後でな!」
「はい!」
「いいのかな~?」
「いいのかな~?」
こうして、物語が始まったのだ。
今回はかなりの自信作です!
技の形とかは読者さんのご想像にお任せします!^^: