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私が妻です!  作者: ミカン♬


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閑話 レノの独り言

他サイトでシャリーがヴァルの本当の子だと思っている感想が少しあったので閑話を入れました。

話しのまとめのような内容です。

ヴァルにぃが明日から王宮騎士団に復帰する。

停職期間2か月の間にエル姉とは仲のいい夫婦になって僕の両親も喜んでいる。

なんせ二人は結婚生活2年以上だが、月に1~2回顔を合わすだけの夫婦だったから。


そんな二人は2か月前にいろいろあって、離婚の危機を迎えていた。


ヴァルにぃは王都で一人暮らしをしている気安さで、親友ロビンさんに頼まれ、彼の妹ロージーを同居させてしまった。

──許しがたい過ちだ。


同居して直ぐにロージーは妊娠3か月だと判明。

子どもの父親は元夫のフレッド。


こいつがクズでロージーに纏わりつき金を無心するので、ヴァルにぃは自分は新たな夫だと()をついて、やって来たフレッドを蹴り出した。


これ以降フレッドはロージーに会いに来なくなった。


ロージーは悪阻がひどく、家事を一切拒否。

そこでヴァルにぃは近所の年配のアン婦人を使用人に雇ったそうだ。


通いで雇ったけど、食事も一緒に食べて、夜も婦人は泊ってくれた。

王宮の夜警もあったのでアン婦人が泊ってくれるのはありがたい事だった。


そんな生活をしているなんて僕たちは全く知らなかった。

ヴァルにぃは(やま)しいことは何も無いから報告するまでも無いと思ったそうだ。


あくまでもロージーは預かった客で、全く恋愛対象にならなかったと。


本当に半年以上、一緒に暮らしてロージーと関係は無かったのか?

『神に誓ってなかった。彼女は我儘な女性で、早くロビンに迎えに来て欲しいと思っていた』

そうヴァルにぃは言ってる。僕は信じたい。


やがてロージーは出産。


女の子で名前はシャリー。



ここまでは僕だって理解できる。

分からないのがこの後だ。



シャリーは【魔女の瞳】を持つ忌み子として生まれてきた。

この時、すぐに教会に連絡しておけば問題は起こらなかったのだ。


だがロージーが『目玉をくり抜かれるのは可哀そう』と、ヴァルにぃを引き留めた。

ヴァルにぃは国の規定に反するとロージーを説得したそうだ。


なのに、弱弱しく泣く赤子の虹色の瞳を見ているうちに、誰の手にも渡せない、目を取り出すなんてとんでもない事だと思い始め、ロージーが言う通り他国に行って家族3人で暮らそうと決心したそうだ。


作った覚えも無いのにどうして自分の子だと思えたのか不思議だ。


『シャリーのこと以外、過去も現在もどうでも良くて、シャリーさえ幸せならそれでいい』と思ったそうだ。


それが魅了洗脳?



ロージーを奥さんだと思ったのも不思議だ。

シャリーの母親=妻なんだろう。そんな感じだったそうだ。


じゃぁ エル姉はどうなるの?

ケーシー爺ちゃんに託されたお嬢さんだと思ったそうだ。


結婚式まで挙げたのに忘れるんだろうか?

エル姉の事を考えるとシャリーの顔が浮かんで、ヴァルにぃの頭の中はシャリーの泣き声に支配され、エル姉の事は頭から消えてしまったんだと。


【魔女の瞳】過去の記憶まで変えてしまうなんて怖すぎる。


無意識にシャリーはエル姉を敵視したんだろうか?

敵視してたのはロージーだけど、母親がエル姉を憎む気持ちがシャリーに流れてエル姉をヴァルにぃの中から排除したんじゃないかと教会では言ってるそうだ。


これだけ聞いてもやはり洗脳なんてよくわからない。


ただシャリーはヴァルにぃに愛されたいと願ったんだと思う。

ロージーが家事も育児もしない人だったから。

アン婦人もシャリーの世話をしても、忌み子だと恐れていたそうだし。


シャリーを可愛がってくれるのがヴァルにぃだけだった。

だからきっと縋ったんだよ。


今はロビンさんの元でシャリーは幸せになってるみたいだ。


ロージー?

さあ どうなったか知らない。

どうでもいいし。


オリバーだって、もうエル姉の前に現れることはない。

ヴァルにぃに愛人と赤子がいると思い込んで、簡単にエル姉を奪えると思ったんだって、馬鹿だよね、誘拐は犯罪なのに。


離婚の危機はホワイト侯爵夫人やエイダン様、王宮騎士団のお陰で回避された。


いろんな人に助けて貰ってエル姉とバルにぃは本当の夫婦になれた。

だから二人は幸せにならないといけないと思う。


僕もエル姉もヴァルにぃが大好きだ。

母さんはヘタレのダメ夫だと、こき下ろすけど。

今は良い旦那様になろうと頑張っているから許してあげて欲しい。


エル姉はあの日思い切って王都に出てきて良かったと言ってる。

僕も同感だ。エル姉についてきて良かった。


僕の今の目標はホワイト侯爵騎士団の強い騎士になること。

今は毎日が輝いて楽しい。この日々がずっと続きますように。


完結しました。最後まで読んで頂いて本当に有難うございました。

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