光がいい感じ
みなさんは岩合光昭さんという野生動物カメラマンご存じでしょうか?
猫好きにとっては教祖様のような存在のお方です。この方の猫の写真は私があえて紹介するまでもなく素晴らいのですよね。どう素晴らしいのかというと、やはり野生動物カメラマンという事もあり、『これぞ猫そのもの』という写真を撮られる方です。人間に媚びた感じとか、人間が可愛く撮ったれという思惑が見えるような写真ではなく、猫そのものを撮影するカメラマンなのです。岩合さんにとっては、野生のライオンや熊、クジラと撮影するのんと猫を撮影するのもスタンスが変わらないようで、擬人化して動物を撮るのが嫌なそうです。
そんな岩合さんの『猫の撮り方』という講習会で学んだ事の一つをここで紹介したいと思います。
それは、白い猫と、黒い猫の撮影の仕方。白猫と黒猫って何時はすごくカメラ泣かせだったりします。白い猫はハレーションをおこしやすく、黒猫はべたでつぶれてしまう。さらに困るのはこういう白黒猫。
こういう猫さん達に対面したら、『その猫の回りを一周してみろ!』との事です。そうすると、光がいい感じに見える角度が必ず見つかるそうです。
どうでしょうか? どれが光が良い感じか違いわかりますか?
私に合わせて猫も回転しているので分かり辛いかおしれませんが……