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城出と幼馴染との再会

初めまして。糸太小太です。名前は自分の名前を分解しました(笑)Xでひよちゃんとして活動していて今回作家になることを目指して練習として投稿してみます。まだ文がおかしいところなどあるかと思いますがよろしくお願いします。

ふぅ。私、フェルネスタン王国国王、ジュバイル·フェルネスタンの娘、シルハ·フェルネスタンは王城の門を出た所だった。私は生まれて初めて一人で門の外へと出た。今までは門の外に出る際は基本的に護衛兵数人か父上が付いてくれていた。未来の女王なのだからそれぐらいの護衛が当たり前なのだが、私はそれが不満だった。私、シルハはとにかく昔から好奇心と探究心が凄かった。毎回街に出るたびに父上や護衛兵の側を離れ、父上に何度も注意された。ただ私はそれでも普通の暮らし、すなわち平民の暮らしに興味があった。王城に住んでいる限り私が一声かければ何でも持ってきてくれるし、ご飯も作ってくれていた。普通の人ならこんな良い待遇をむしろ羨ましがる所だろう。ただシルハからすればただ暇なだけだった。自分で料理したりしてみたい!そう思ったりもしていた。そして今年15歳を迎え、私は父上に直談判した。(ちなみにフェルネスタン王国を始めとしたこの世界の国は15歳で成人と認められる)父上!私は門下の街に一人で行きたいのです!すると父上は膝に頬杖を付いて言う。門下の街は警備兵が見回っているとはいえ、メイン通りを一つ入れば不良兵やお前を下劣な目で見る輩がそこかしこにいるだろう。それでも行く気なのか?私ははい!父上。私はその覚悟を持ってお頼みに来ました。すると父上は少し考える仕草をすると良かろう。門下の街に行くのもお主の自由にしなさい。私はありがとうございます。父上と嬉しさのあまり早口に言う。するとただ、2つ条件がある。私ははい。と首をひねりながら言う。すると父上は一つは絶対に国王を継ぐこと。そして…2つめは結婚をし後継ぎとなる子を授かる事だ。私はへ、と思わずあっけらかんな声を出す。父上は結婚をしていなければここに戻ることを許さぬぞ。私は父上。了解致しました。と頭を下げるとそのまま国王の間を出た。


はぁ。私は外に出てそうそうため息を付いていた。ちなみに服装はある程度落ち着いたものに着替えてから出てきている。(流石にそのままの格好じゃお姫さまなのがバレバレなので)ああは言ったものの結婚する相手の宛なんて居るわけがない。まぁ後で考えればいっか。とこの事は頭の端にどけて街へと繰り出した。

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街はレンガで出来た建物が多い場所も有れば木などを使った現代的な場所もあり出来た時代に差があることを感じさせてくれる。すると間に少しばかり広い坂が表れて私は小さい頃に戻ったかのようにはしゃぎながら上っていった。

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ひゅーと風が前から後ろへと抜けていく。ここは街の中心とも言える噴水広場の斜め前にある芝生の丘だった。どうやら先代国王が街に緑を残したいと作ったらしい。私は久しぶりの場所に幸せ気分に浸っているとよお、シルハ。久しぶりだな。私はおぉセルタではないか。と言う。彼、セルタ·シグサルは父親が城の周りを警備する城警備兵の中でも数少ない部屋付きの方でよくセルタも連れてきていた(父上も怒るどころか私とセルタの二人の面倒も見てくれていた。)ので私はよくセルタと遊んだりしていたのだ。私がある程度大きくなってからは兵士と一緒に剣などをセルタの父親に稽古してもらったりした。(普通は姫ならそこまで剣を稽古しなくても良いのだが、シルハは興味を持ったことは最後までやる性格なのでセルタの父親に認められるまで稽古をし続けた)今では立派な剣を腰に刺してかっこよくなったものだと私は思っていた。私はセルタどうしたの?こんな所で。セルタはあぁ俺は今から深暗の森にギルドの依頼をこなしに行こうと思ってたら懐かしい人影を見つけてな。そう言うお前こそどうしてこんな所に居るんだよ。とセルタは聞いてくる。私は王城を出てきたからに決まってるじゃないと言う。じゃあ何で出てきたんだよ。と呆れながら私に聞いてくる。私はだって一生に一度くらいは普通の生活をしてみたかったんだもん。セルタはたく、お前らしい理由だな、普通のお姫様はそんな事言わないぞ。そしてシルハは王城へはいつ帰る気だよと言う。私はあっけらかんと分からないと言う。セルタははぁ何でだよと言う。私は仕方ないでしょ、結婚するまで帰るなって父上に言われたんだものと言う。じゃあ誰か心当たり…あったりするのか?私は何の?と首をかしげる。セルタは何ってそりゃあ結婚相手だよ。と珍しく小さい声で言う。しかも顔は何だがピンクに染まっている。私はぜーんぜん。これから探すの。するとセルタは安堵したように一息つくとで、お前、それで帰る場所あるのか?と聞いてくる。私は当然ない。と答える。するとセルタは顔を耳まで真っ赤にしながらじゃあうち来るか。私は良いよ。どっかの宿屋に泊まるから。するとセルタはつくづく呆れた表情で私に言う。一国のお姫様がそこらの宿屋に居たら目立つに決まってるだろ!私はあ、そっかと今さら理解する。で、どうするんだ?と改めて聞いてくる。私はじゃあ、セルタの家にしばらく止まらせて。セルタははぁ、しゃあねぇーなと言いながら歩き出すとその前にクエストだけ付き合ってもらうぞ。と言う。その声は何だか上ずっていて何処か嬉しそうだった。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

今回は異世界+ラブコメですが恐らく誰も書いたことのない世界線です。と言うか普通のお姫さまは冒険者になんてならない気がしますが(書いた本人が言うな)今後は一週間に2回くらいのペースで更新出来たらなと思います。では次回(たぶん)お楽しみに

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