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病気との戦い

 彼の脳裏はとある考えに支配されていた。思いが満たされていた。

その考えというのは、何かを触っていないと不幸が起きてしまうというものだった。その何かというのは不意に思考に降って来る。

 近くにある手すりに触ること。ボールに触れることなど、その時々に応じて変わっていた。

時には、尻に触れという異性にやればセクハラになるものもあったが、彼は柔軟に考え、自分の尻を触ることで支配する考えと戦っていた。

 しばらくして、自分は異常だと彼は薄々気づいていた。しかし、どうしたらいいのか分からない。

 その考えに従わなければ、何かしらの不幸が起きてしまう。

その不幸を避けるためには考えに従わなければならない。

 彼は悩んだ。自分で調べてもいた。そして、気づき、認めざるを得なかった。精神病であることを。

 受診するための予約をした。支配する考えは何も言わなかった。

 受診日が近づいて来ている。支配する考えは何かをさせようと、している。彼は従っていく。時には柔軟に対応して。

 そうして、受診日を彼は迎え、先生に話していく。考えとの戦いを。助けを求めて話す。そして、診断を待った。

 結果として、彼は統合失調症に近い状態と診断された。

 今でも薬を服用しながら病気と戦い、向き合って生きているらしいーー

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