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問い続ける者の物語

 それは問う。勇者とは人間でなければいけないのか。

人間以外にも勇者に成り得る力を秘めているのではないか。 

 何故、人は正義で魔物が悪なのか。その逆は無いのだろうか。

魔物とて邪心を捨て去れば、勇者に成り得るのではないか。

ドラゴンとて、ドワーフとて、精霊とて、エルフとて、同じではないか。

 聖剣とて同じ。人間にしか扱えないと、誰が決め、誰が定めたのか。 

神聖な力が宿りさえすれば、それ即ち、聖武具となり、聖剣に成り得る。

 扱う者が扱いやすい形を取った物がその者にとっての聖剣足りうるのではないだろうか。

また、物質でなければならないのだろうか。想いや信念が、それ自体が聖剣と成り得るのではないか。

誓約を付した物が誓剣となり、聖剣に成り得るのではないか。

 また、勇者は生きていなければいけないのか。死している状態ではいけないのか。

 遠い昔に死した勇者と、遙か昔から生きている魔王。その物語は、どこにあると言うのかーー。


ーーそれは問い続ける者の物語。誰にも知られることの無いもう一つの物語。

 やがて、観測者は描き産み出すのだろう。答えとなる物語を。

その観測者は誰なのか、それは誰も知らないーー。

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