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元少女

お楽しみ下さい

『卒業おめでとう』


ついにこの言葉を聞く時が来た…

私は十二の誕生日の日に魔法使いになった

それからというもの私はずっと…魔法勉強にしか目を向けなくなり

そのせいで,人間学校の方の成績はどんどん悪くなってしまった

…だって仕方なくない?魔法を使うのはとっても面白いんだもの


……今日で卒業かぁ,実感が湧かないなぁ


そう考えていると次第に涙がこぼれ落ちてきた

……楽しかった…


よしっ!

『私,絶対に…最強の魔法使いになってやるぞ!』

弟子をいっぱい作って沢山冒険して…えっとえっと、後は…

悪い奴倒して勇者の称号も手に入れちゃお!



卒業式が終わり私は,まず弟子探しをする事にした


『ねぇ!そこの貴方!』


私が,まず一番最初に声を掛けた人物は金色の髪の毛の男の子だ


『 私,ミリって言うの!私の弟子にならないっ?!』


しばらくして男の子は口を開いた


…断る

『えっ?!なんで!!私とってもつよーい魔法使いだよ!?』

『断っちゃうの?!』

……出会って早々勧誘とか…宗教のお誘いか?

『違うよ!弟子のお誘いだよ!!』

……


私がそう言うとイケメン君は黙り込んでしまった

次の瞬間…


俺は忙しい…他を当たってくれ,天才魔法使いさん


そう言うとイケメン君は去ってしまった


……そっか〜他を当たるしかないよなぁ,次だ次!まだ始まったばかりなんだから!


そうして私は新幹線のように,ものすごーいスピードで3時間勧誘し続けた

結果は…309人お誘いして,成功した人数は0


私…ミタメガコワイノカナ

そんな事無いと思うんだけどなぁ,

金髪三つ編みで綺麗な海色のつぶらな瞳…良い要素しかなくないっ?!

あっ!もしかして美し過ぎて弟子になりたくないとか??!

……そんなことないかぁ


しょうがない…他の国へ冒険しに行こう!冒険しながら探せば良いよね

まずは〜う〜ん『ストラス国に行こう!』

あの国は聖職者が多いから回復が得意な弟子をゲット出来るチャンス!

じゃあっ!早速!しゅっぱーーつ!


『こうして私の冒険物語は始まった』






ご覧頂きありがとうございました,

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