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ジェイ……J 12の柱  作者: トモミ
66/69

66·その[勇ましき者共を]出し抜いて、その11

 この、世界の年代は、何と言うのか?


 「いまは~、聖王××暦18年ですよぉ~」。

 ナイスアシスト、カーンちゃん!!


 カーンちゃんこと、ゴンザレス·カーン

 [某]カード集めの、サ♡クちゃんにクリソツです。


 その月日とかは?


 「いまは~、神無月ですうぅ~」。

 神無月か、10月頃かぁ~?、かな……。


 不思議だ、この世界。


 10時のいっ服を済まして、これから~、これからどうしようか?。


 さて、勇者とは如何な者か?。


 現在のパーチーは、中年女性1人、ヘタレ野郎1人。

 可愛娘ちゃん1人、スライム?1匹。

 ウサギ?1匹、クモな可愛娘ちゃん1人。そして


 そして、トリ、1柱。


 「そう言えば~シズカさん、前に、警察が~とか言ってましたよね?」


 トシゾウが、アタシにそう、問い掛けてきた。


 もう、解っていると思うけど、あれ、話しとくか。


 「トシ、勇者って何だ?どう言う奴らが勇者ってんだ?」。


 「勇者……ですか、正義の、味方……」とか……。


 「うむ、月並みだがそれもあるな」。

 トシのそれに、そう、白烏さまが槌つ。


 そして、アタシは話す、話出す。

 ーー


 ある日、お前は、2人の人物と出会った。


 出会う。


 1人は、男。半袖ジーンズの、いかにも……悪漢と言う身なりの、短髪の男。


 それに対面する様、Yシャツスカート姿の女。

 その女は、片膝ついて、顔にはこれまた、真新しい傷があってだ、汚れも少しある。


 そして、男を睨み付けている。


 男は、女に拳銃の銃口を向けてる。


 昼間だが、小雨が降り……、辺りは薄暗い。


 そんな中だ、お前が出会った人物は。


 お前は、どちらの味方につく?……。


 トシゾウは、ほぼ、即答だった。


 「もちろん女性ですよっ!!」

 やっぱり、年齢……か?トシゾウには経験が足りないのか?

 それとまだ、二十歳(ハタチ)過ぎの若いヤツラでは……。


 「それがトシゾウ、勇者の……、考えなのか?」


 ワタシの、勇者と言う言葉でトシは

 「えっ!?」


 「[それ]と勇者が何が関係するんですか?」

 トシは、そう、ワタシに問いかけるが


 ワタシは話しを続ける。


 「お前、彼女彼らの、以前の事情を知らないだろう?そしてワタシは、まだ、終わりとは言ってない」。


 トシと、その他仲間は、それを黙って聞いてる。


 お前が出会った時にはもう、事が終わるところだったんだ。


 男が司法……、この場合は警察。

 そして、女の方が凶悪殺人犯だ。そして、サイコ・パス。


 女は、お前が来ることを咄嗟に悟り、普段はやらない、睨み付ける……、ということをしたんだ。


 サイコ・パスだからな、誰かに対して怒りをぶつけるなんて、先ず、やらない。


 顔の傷も、大袈裟にしたかすり傷さ。


 この時、男の方が大変だったんだ。

 拳銃で、撃たれてたんだからな。

 それでも必死なことで、女から拳銃を奪い取り、形勢逆転したんだ。やっとな。


 その時だ、お前が2人の前に現れたのはな。


 「そんな……、そんの、解る訳ないですよ」。


 そうだな。だけど……、そうかな?


 「だけどな、今じゃなく、この手の話は昔からあるんだ」。


 「私達は、次は、どちらへ付くのかな?」


 白烏さま……、まだ、未だ解りません。

 

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