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ジェイ……J 12の柱  作者: トモミ
6/69

6·妖精さん良かったね!

 ー 前話までのあらすじ


 ふぁ、ファンシーなWORLDで……

 中年ヤンキー女、中年(オバハン)とも言うが、妖精達、女の子達の子守りをすることになった。


 (オバハンは思った)

 はぁ~しんどいわ~

 し、私欲で女の子を愛でるのは良いだけどなぁ~それが就業となると……しんどいわ。

 あ~あ、猫先輩の猫柳も……魂抜けてらぁ……


 この数日間、初日から毎日毎日妖精達のリンちゃん達は、だんだん、みるみる元気になっていって。

 妖精達、初日の悲壮感はどこえやら、猫柳は物本の猫なんだけど……

 魂もそうだけど尻小玉(肛門の)も取られたか? 

 尻小玉は確かカッパなんじゃなかったけ?自分で思って何だけど

 ま~いい……

 だけど妖精達、全員が全員リンって名前なんて。

 何でも、妖精は人間と違って和音による個体確認はしなくて……だっけか?第六感

 第七だか、セイ☆トだかが持ってるセブンセンシズだかで個体の判断をする……だったか。

 いきさつはどうであれ、それだけじゃ~何だかな~と思って、池田メダカさんが1人の妖精の女の子にリンって名前をつけたのだが……

 だがその女の子は何を勘違いしたのだか……

 自分達妖精イコール=リン!て思い込み……

 現在にいたる……か、はぁ~……


 メダカさんもそうだけど、小池ザリガニさんも'それ'さ~どっかで訂正しようよ、ねっ!

 どして皆リンちゃんなのさ!紛らわしいわ!

 でも、でもそんなこんなも今日で終わりか……

 長かったような短いような……


 そうしてしばらく


 ん?何か良い香りが!お、かげ!人影!

 そうだわ!きっとあの女性(ヒト)がそうね!

 あの女性(ヒト)がリンちゃん達のお母さんね。

 それと同時に、妖精達もその女性(ヒト)?に気付いたのでした。


 ー 仕事上がり前のひととき


 この香り!ママ!お母さんが帰って来た!

 この香り、ママが'しゃねっる!'て言ってた!

 この香り(リン達の眼から涙が'これ'は嬉し涙)


 僕の、僕達のママ♡大好きなL□braお母さん♡

 僕っ娘妖精のリンちゃん達は、嬉しさの涙の豪流と共に、大好きで大好きなL□braお母さんに……


 L□braお母さんの、そのやさしさに抱かれるために。


 いやぁ~良かった良かった!めでたしめでたし!


 ー 妖精達の後日談


 と、言うか、後日談でも何でもなくて

 もちろん妖精達はhappyハッピーなんだけど


 話は丁度、妖精リンちゃん達とL□braママが感動の再会を果たした直後、中年ヤンキー女、その瞬間!


 ー 点々々


 あ、ヤベ!私こういうお涙ちょうだいは弱いんだよね、こうなんて言うか……涙脆くなって、え!?

 と、女がそう思ってその場の雰囲気に浸ろうとしてたマサにその時、例のあの穴が開いて


 堕ちました、堕ちまちた。


 ※ 例のあの穴は、その映画ターミネーター登場の時のあの黒いCG的な、もしくはスタートレックのあの宇宙船のワープのときの宇宙空間に薄っすら見えるアレ……。


 で、女はその穴に堕ちました。

 「ま~た~か~」た~か~、か~……


 それを見送る池田メダカ氏と小池ザリガニ氏

 「ごきげんよー」きげんよー、げんよーよー

 二人の声がこだまする。


 グワングワングワングワン!

 うげ~気持ち悪ぅ~この浮遊、感慣れね~な~


 穴から落下?中の女は酔っていた、落下酔いってあるのかな?

 そして、前回よりチョイ早い……だいたい6分19秒ってとこかな。


 どしーん♪!

 (女、どこかに尻から堕ちる音)

 「いでぇーー!」

 (痛い!これは痛い!)

 女が無様に着地?した直後、猫は華麗にシュタ!と、着地……転けた!こけた。

 「痛て!グキてなった、足首グキッて、痛て」

と、猫は言う。


 どこまでも締まらない二人である。


 「はい、お疲れさん!」

 そ~ 労いの言葉を女の掛けたのは、第一話で登場したパートタイムシフトのおじさんでした。











次は、Libra様がなぜ帰ってこれなかったのかのお話しです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 感動の子供達との再会でした。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 次回も楽しみ!
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