59·その[勇ましき者共]を出し抜いて、その5
場面は、凸凹道から少し離れた草むらで、数人の男女達が何か?を囲んでいる?……ところ。
「逃げたぞっ!」、男の1人が言う。
他にも何か?言っていた。
何だ?男女達の間から何か?が出て来た。
男女達の脚の隙間から、抜けだした?。
それがワタシ達、ムツリ達の所へ来る。
何か水色?これが噂のあれか?
ワタシは言った
「がまん汁っ!」、我慢汁だ。
「シズカさ~ん
ここでガマン汁はヤバいですよ~……」。
やっぱり駄目か?ムーンライトじゃないからな。
そもそも、がまん汁は[ピー]なのか?
そう思っていると
「ピーッ!!ピーッ!ピピーッ!」!
[ピー]がピィピィ鳴いてる。
「トシぃ、やっぱり駄目か?がまん汁……」。
駄目、「駄目ぇ~ですねっ!残念っ!」
どこのギター弾きだよトシぃ。でも駄目か。
「ガマン汁って何ですか?ユウシャ様」
あっ!カーンちゃん
聖なる少女を前にワタシは、なんてことを……。
「カーンちゃんっ!駄目っ!処女がそんな事言ったら駄目っ!」
ナイス!!トシゾウッ!
ナイスガイ、トシゾウ。
カーンちゃんの頭の上に微かに[...]が付いて見える。幻覚かな?。
正面に気づいて見てみると、[水色の物体]がプルプルしてた。
[それ]に、[それ]を追いかけ追いついたのか男の1人がワタシ達を見て
「[そいつ]渡してくれ、俺達、PKじゃないからさ、な!」
男の1人がそう言った。
※ PK、著者は、この単語最近知りました。
ー 話し戻り ー
それの直前には、男が言う直前には、水色の物体はワタシの後ろに隠れる様に。
「スライム~ですねぇ~、渡しちゃいます?」
そう、トシ、スライムじゃっ!
このあれっ、水色の、スライムじゃっ!
「ああ、ちょっと待って」。ああ~どうする?
なんか汚ねえな~、だけど、この男。
何か、この男、漫画とかで言うモブ
モブ男。
だけど、交渉しなきゃな~……。スライム、獲得する?ために……。モブと?……。
ここは、覚悟程ではないがワタシは言った。
「あの~何だ、その……譲ってくれないかな、このスライム?」。
無料で、何て、言っちゃう!ワタシ。
「その~、無料で……」
言っちゃった!!てへっ!
「ヴぁあ?おばさん、何言ってんの?」
おお!!おばさんっ!何て失礼な男だ!。
初対面の女性に。
しかも上目遣いでえ~。
しかし我慢だ!我慢!。耐えろシズカ!ワタシは耐えれるオンナ、ムツリ、ムツリ·シズカ!
しかしそこに、救世主が現れた。
て言うか、いた。
「ぼうけんしゃ様、ゆうしゃ様方々、ここはどうにか、神様の使者様の心の広さで。お譲りお願い致します」。
カーンちゃん、続けてカーンちゃんは
「後から教会の方に進言しお礼の方も良い様しておきしますから」
とか何とか、カーンちゃんはモブ達に上手にヨイショするのでした。
カーンちゃんの処世の技術力の高さに驚きですよ!お姉さんは!。
そして、その場はカーンちゃんのスキルのおかげで上手く乗り越え出来ました。
しかし、スライムねえ~。
ワタシの場合スライムと言ったら、駄菓子屋とかおもちゃ屋に置いてる、あの、緑色のデロ~ンてしたヤツで
50センチ位のポリバケツに似せた容器に入ってて
オマケ?で、おたまじゃくしやらカエルのフィギア入ってる……。
だけど、このスライム。
[あのクエスト]のスライムに似ている。
確かに可愛いな!!
「プルプルプル!」
ん??何だ?スライム……。
どっかで1度切りたいな、このお題。




