表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ジェイ……J 12の柱  作者: トモミ
5/69

5·妖精さんを助けろ その4

 ー 前話までのあらすじ


 ある「湖面の妖精」……妖精達がいました。

 その妖精の女の子達は、悲しみ泣き更けています。

 その理由は、妖精達の母親、お母さんがどこかへ行って妖精達のもとへ帰ってこないからです。

 そんな妖精達のもとに来たのは、

 妖精達よりもとても'大きなオバケと毛むくじゃら'

だったのです。


 さてさて、どうなっていくのやら……。


 ー それからそらから


 「うん!リンちゃん、あの人達は多分……うん!

  大丈夫だよ!!」。

 と言ったのは、ザリガニのおじさんです。

 妖精の女の子[リンちゃん]の独りは少し考えます。


  ザリガニのおじさんは'そう'言ったけど……う~うん……たしかに、確かに何か?

 ママ、お母さんと少し……ほんの少しだけ同じ?ような香りが……する。

 私達が大好きなお母さんの香り。


 信じて、信じていいのかな?あのオバケさん。

 でも心が、僕の心がフルフルするの。

 何か流れてくるの、あのオバケさんから……

 暖かいの!暖かいの!何か。

 ママみたいに、どうして?


 お母さんがいなくなって、その事だけが思い通りにならなくて…… 忘れてたの!


 そう、そうだ! きっと、きっとあのオバケさん達なら!オバケさん達なら……。

 そして、妖精のリンちゃんは勇気をもって飛び出したのでした。


 ー まだ今回の事は続く


 妖精の女の子、リンちゃん達。

 リンちゃん達に'オバケさん毛むくじゃら'と呼ばれていた事を知らない、当の本人達はと言うと。


 約二名は……と、いうと……。


 「あ!出てきた!お!こっち来た!」。

 そう言ったのは'オバケさん'こと中年ヤンキー女。


 「あ~多分小池さん、ザリガニさんが言ってくれたのかな?リンちゃんに」……誰かが言う。

 え?ザリガニって'小池'って苗字なんだ……


 じ~(妖精、リンたゃんが観察眼)

 フルフル(武者震いもプラスさて)

 更にじ~……


 うわ~……私、めっちゃ警戒されてる……し、そして、妖精ちゃん震えてる、恐いのかなぁ?

[恐いだろ中年ヤンキー……おばはんと言うモノは、誰だって……]と、誰かも思い。

 当よオバはんは……

 恐くないよ~……私は恐くない怪しくない。オバはんは自己暗示を掛けてる。


 ごく一般的な、大人の女性ですよ~……

 しかし参ったわ、けど、声をかえないと始まらないのよね。


 よしっ![覚悟を決めたか?]


 「え~と私は人間、恐くない、恐くないのよ!わかるかな?」

 だ!は!どうやって妖精と友好関係結ぶのよ?

 誰か教えて~。コレあれだわ、未知との遭遇ね。

 それと人間だもん、あれ?それは違う?


 「ニ·ン·ゲ·ン?」、フルフル!フルフル!


 そう、フルフル震えてる?リンを見てオバはん

 ムッは~!めっちゃ可愛い♡なにこれ!

 持って、お持ち帰りしたい!妖精♡

 しかも女の子って!♡


 「そ~う人間!それでね!それでね!あれっ何だっけ??」点々々……

 中年ヤンキーは本来の目的をド忘れしていた。


 「ママ、ママ……」。

 ママ?あれ!この子独りなのかな?


 「え~と違う、違うよリンちゃん。この人達はねママじゃないよ。でね、そのリンちゃん達のママに頼まれ~たのかな?多分、で、来てくれたんだと思うんだけど、その辺どうかなぁ?」と……

 と、間をとってくれたのはメダカさんこと、池田メダカさん。

 ここで再びメダカ登場。


 と!そ!そうね!

 「おい猫その辺どうなん?で、私は何の営業するん?保険か?原物有きの商品か何かか?」

 と、空気となりかけてる猫に振ってやることにした私事、もう中年にもなる私は。

 コノ(ヤロウ)仕事しろ!!


「はうあ!姉さん、こ!今回営業はいいんです、はい。その、今回は姉さんに実働してほしくて……その」


 は?何だ?製造?では……ないわね。何だ?サービス業か?清掃業?う~ん

 アレンジメント?わからん?


 「ネコ~……ハッキリ言えヤ!」、何かこのネコ、ハッキリしないわね、私が脅しすぎたか?

 「その、その……ベッ~ベ~」

べ~……何だ?べ~って……?

 「だ~か~ら~、ベーなんだ?」


 「ベビーシッター!お願いします、姉さん!」

は?

 「は?」「ハァッー!!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ