45·アイ アム ア ペン
あ、今日は何曜日だっけ??日曜日?……かな。
あ、ヤバい。私……起きてる。起きてる、でも……まぶたは閉じてる。
あの、何て言うか、眠る……眠る瞬間って気持ち良いよね。わかるかな??眠る瞬間?……。
んで、その、今日が日曜日の……朝だったら。二度寝、二度寝しようかな……。だめ??ねぇ駄目?
あれ??何か匂いがする。薫りがする?……。
あれ!?キッつ!あれ?これ何かキッつ!あれ、この薫り。
あれ、これ何の香りだっけ??きっと何処かで香る、嗅いだ事のある香りだ。あれぇ~……???
あっ!!ヤッベ!覚めちゃった!この香りのせいで嗅覚、鼻、刺激されて、目、覚めちゃった。
二度寝できなくなったぁぁ~~。
ー
と、言う訳で、この話しのヒドイン、ムツリは仰向けで寝る癖が無いので
某[知らない天井]なる展開はありませぬ。
そして、話しはムツリ思考の戻る。
ー
げっ!!何これっ!薔薇!バラ、ばら……。
ローズだ。
何で部屋一面に薔薇??誰がさしたの?
さした??飾った?敷き詰めた?
しかも此処、何処の部屋??私の部屋じゃないし。
学校??教室でもないし。まさかなぁぁ~~。
12畳くらいあるし。かなぁぁ~~。
そしてその時!!ガラッ!と、部屋の引戸が開き
「ムツリさぁ~ん、アイるビーback、されましたかあぁぁ~~」
ムツリの上司、おじさんが登場しました。
ヒドイン、ムツリのお口は[あんぐり]と、驚きよりも、やや呆れぎみで。
ーーー
んでもって、明日マニアーナ!!




