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ジェイ……J 12の柱  作者: トモミ
42/69

42·薔薇色の日比……3

 此処(ココ)は、阿の世と此の世の……境目なのか??らしい?


そして 私の傍らに居るこの猫は……現相棒の猫柳パイセン。見た目は、そのままに動物(アニマル)の黒?猫…… 光の加減で毛色が少しグレイに見える


彼??彼女? 猫柳のことは私は以前から知ってる??知ってた?


そして 此処は


「なあ猫柳パイセン……()れは もしかして走馬灯って なのかい??」


そう 私は現在(イマ)瀕死……死の淵にいる??なる、なってるらしい。

だから…… いま見ているのは、私の思い出 記憶なのかな て…… 嫌な思い出だ。


「走馬灯 いえ……違います ムツリさん」

猫は続けて

「走馬とう 走馬塔(トウ)、"とう"違いです」


とう??とう? (トウ) 私が"そう"思うと続けて猫は


「もしくは ドリス……」

ドリス??


ドリス……

ああ あぁ~~……精神世界か 誰の??

誰の?


こんな時にだけど こんな時に私はイマ猫の事も思い返してしまう。

まあ()いのかな 敵もいないだろうし。


ヴェート·ウォッフェン ヴェートー·ヴェン。

どうして彼??猫は それとも……


だから聞いてみた。


「なあ 猫…… チェロ セロを弾く 彼……

ゴーシュは……あの後 どうなったの??」


チェロ セロ弾きのゴーシュ。

いわずと知れた某 文豪??なのか?

宮沢賢治の小説のこと……


ムツリは 私はこの後……どうなるんだろう

何処(ドコ)へ行くのかな??


ふと猫を見てみると……思案の沈黙を終わるようだ

私の問いかけに答える??……かな。






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