32·暗殺者その3
そうだよ、此処ロスじゃねえよ!さん、サンフランシスコだよ!映画の観すぎだなアタシ。
ちなみにサンノゼでもない。そのサンフランシスコのとあるホテルの一室。
「やっぱり果物の王様はバナナよね!」
モグモグ♪モグモグボンゴ!♪
「いえ、ここはあえて言いいます、私、ムジナ原はパイン、パイナップルを推薦します」
ムシャムシャムシャ♪!
何してんだろこの2人?ホテルの客室に常駐してあるフルーツ盛り合わせ(生物だから定期的に取り替えてる)を、それを手に取り食べながら……仕事は?
ー その頃
アホな2人のアホな会話をしてるくらいの時、同じ頃、同じホテルの何処か?別の階層廊下
'「やあ」'背広を着こなした男性は、'そう'出会い頭二人組に声を掛ける。
「ん?ああ、やあ」
ユダヤ系の男性、バルコニーへと繋がる1つ手前のホール'広間'で、イチャついている男女2人に'そう'挨拶をする、その直後!
カチカチカチカチッ!♪
(パシュッ×4!♪ともとれる音♪)
'「うぐっ!」「はぐっ!」'
愛し合う?男女2人は'そう'最後に呻き命を落とす。
ユダヤ系の男はルガー?だったかな、そのジャケット脇の下から器用に素早くそのルガー、拳銃を取り、恋人達?2人を殺す。そしてその2人の遺体から身元確認出来る様な物を愈り取り出し
「インターポール!インターポール!」
そう囁く。
ー また次の機会に……
言わずと知れた、あれが元です




