29·全ての世の女性達へ……おくる
Σ(シグマ)γ(ユプシロン)……ζ…….
前話とは異なる。
アイツが書いたこの物語は、きっと、どの物語よりイビツで不恰好なことだろう。
書き出しから行替え、句読点、濁点の位置までデコボコで、つぎはぎだらけだ。誤字脱字も当たり前……
そんな小説とも言えない書き物でも、ついてきてくれる人達がいる。
きっとこれが最後になる……だろう
ヒロインの、ともい、ヒドイン、姓はムツリ。
およそ作者の……20年ほど前の自分をトウエイした姿。
あの頃のアイツも酷かった。
酔って泥酔した挙げ句、誰にも?介抱されずに、かなり有名な国道の中央分離帯、'中央分離帯!'の上で寝落ち
翌朝目覚めてみれば、頭上と足元を自動車がブンブン走行していること!……
そんな日々の頃のアイツが元……それがムツリだ。
本来、こんなことも書かないのだろう。
今現在、AM5:25……28分になったか。
会社……仕事をするようになれば解るようになるだろうか?
実働時間とは別の待機時間、拘束時間?仕事によっては、なか抜け時間とも言うのか?
それによって時間の間隔がバラバラになるんだ。
仕事を持ってる、仕事をしてるから偉い?
納税者、納税してるから大人だと認められる?
社会的地位が上だから優遇される?
……そんな事はない、ないっ!
今、この瞬間産まれたばかりの零歳児の女の子も、今年百歳になった女性も同じ、上も下もないのでは?……そう思う。
男?……男のことは知らん!……、知らん。
私は女性優遇主義者だっ!!
ヤロウの又の下に付いている、あのグロテスクなモノのようなモノも、大キライ。
あれ、これ、誰視点だったっけ?……
まあ……あれだ、どっか、情緒不安定な誰かだ。
と……言うワケで、行き詰まり諦めかけてます。
でも……どうにか継続したくて……
だから、世の全年齢淑女達よっ!!、私に元気をゲンキをっ!!、送っておくれっーー!!!
…………28話の続きになります、次の行から。
ん……えっ、なに?……ああ魔法ね、魔法……
なんだっけ?えっと……たしか、タンスの門に?とかにか、足の小指をぶつけると痛いってやつ。
まあ……あれは、痛いわな。
ウラベさんか、ウラベさんね、ウラベさんは部長……なんだって、部長……技術開発部門、部長か。
私、ムツリのスタンスって何になんのかな?いや、結構大事だよね肩書きって、まあ後からおじさんに聞いとくか。
で……魔法か。
「ウラベさん魔法実践、実演して……くれないかな……」
「そうねぇー、それが良いわね!」
……実践っ!
とあるオフィスビル4Fの、25坪以上ある休憩、憩いのフロアー……。
そこに、以前知りあったゴルバチョフさんがいました。ニキータ·ゴルバチョフ……愛称は'ゴルビィー♡'
えっ、過去日本にも来たんだよ!
生きてるよー、まだ!、どっちなんだろ?、タカ派じゃないわよね?……
怒られるかな?……何かあったら編集すればイイわ、これ……ロシアの人達、見ないわよ。
ゴルビィーに聞いてみた!
「ゴルビィー♡!、ズドらーすとヴィーチェ!」
「おおー!むちゅりぃー、こんにーちわー!」
ロシアの人達って実際会談したことあるけど、マジで、……あれはー……冷戦終結後、5年後くらいかな
、結構ノリ良いのよね!釧路ー……だったかな
「ところでゴルビィー、ゴルビィーはタンスの門に小指ぶつけた事って、ある?」
「はてー?……タンス?ですか?」
ああー、なんだろーな……タンスじゃねぇか、ロシアは……
「キャビネット?……とかで解る?ゴルビィー」
「あおー!キャビネットお!に、足の指ですねー、ぶつけるぅぅ、ないですねぇー!」
そらゃ、常に靴はいて生活する文化だもんね、ないわね、タンスの門に足の指ぶつける事なんて。
だから
「ためしにやってみる?、ぶつけてみる?タンスの角に足の指、どれだけ痛いか?、ゴルビィー」
「あおー、むちゅりぃ!、私がどれだけ強いかてすねー!、わかりました!九州男児には負けませーん!」
……ゴルビィー、何で九州男子を引き合いに出すのか解らんが、まあ了解は得た。
「それじゃあウラベさん、お願いします!」
「はいはーい!、解ったわー!」
…………
ウラベさんはエイショウ?した。
「テクマクマヨコン テクマクマヨコン……」
えっ!?ああっ!!?
「テクマク'マヨコン'ね、っぶねー(危ない)」
その直後っ!、どこからともなくタンスが現れっ!!
いったい何処から!?
そして……
「いったぁぁーーいっ!!」
なっ!、いったい何が起きたっ!?




