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ジェイ……J 12の柱  作者: トモミ
14/69

14·見つけてあげよう!、その5

 で、前回の続きか。


 「んでドラゴン先輩、幽霊って光るん?」

 何だっけな、ポルター何たらって映画で幽霊光ってたな、光ってたかな~?

 「はい、今起きた現象は昇格です、この女の子は幽霊から精霊に成りました!」


 と、そこで

 「ネエネエ、おばちゃん、アタシこれから何処かへ行くの?もしかして……おばちゃん達は神様?」


 え、神様!私、ムツリとこのドラゴン先輩が……


 「そ、そうなのよねぇ~結局私達って何なん?ドラゴン先輩、この()からして見れば私達って職業柄何にあたる?」

 警察(サツ)じゃ無いわよねぇ~……


 「え~そうですねぇ~公務員って、ところでしょうか、生活福祉課の、本来ならぁ~……その~課の者が迎えに来るはずだったのですがぁ……」。


 そうなん、えっ!そうなん!?


 「そしたら何で、どうして私達が来て迎えに来てるの?」

 「それはぁ~……」。ん?それは。


 「先輩……?それはぁ~?」

 ドラゴンパイセンに更に。

 「たいまん、職務怠慢ですね……彼の」。

 誰の?担当の!

 「はっ?ハァー!?」

 (無くね!社会人として無いだろぉ!)


 「おい、そいつ呼んでこい!そいつ、私が焼き……気合い入れて(ガツンと一発説教)やらぁ!」。

 あと始末書もんだろが!!始末書で済めば軽い方だけどな。


 「あぁ~はい、ムツリさんの言いたい事は、彼、その彼に伝えときます、ですが、今はこの()を本社へ連れて行かないと」。

 そうか、そうだった。

「ま~そうね、それで、連れて行くにしてこの娘その後どうなるの?」

 身元保証人とか……


 「ん~……ま~この娘の場合ですと、もう身元引き受け人の方が居られますんで」

 はぁ~……いるのか、引き受け人。


 「ん、あ~そうなんだ。ん?で、誰っ?」

 幽霊?精霊?の女の子の身元引き受け人?

 「はい~その娘の祖母、お婆様です」

 そか、お婆ちゃんか。


 「ふ~ん……」

 ふ~んと思って、その娘に視線を向けてみると

 きょと~ん……?

 と、私達を、私達の会話を意味不??みたいな感じで娘は頭の上に?を浮かべて見ていました。


 待たせてしまっていた。


 「あ!ごめんなさい、ええとね、兎に角怪しい者じゃないから……って、怪しいかな(ははっ)でもねでもね、ダイジョウブ、大丈夫だから」

 (何が大丈夫?自分で言ってて嫌になる)


 そして、その娘から返ってきた言葉は

「コウムイン?タイマン?ってなあにぃ?」

 ……

 そこかぁぁ~~!!


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