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ジェイ……J 12の柱  作者: トモミ
13/69

13·見つけてあげよう!その4

 時は黄昏時、ここは異世界?公園前、公園?


 私が、今まで見ていた世界っていったい何なん?

 「で~ドラゴン先輩、本当に幽霊?いる?」

 「え~確かぁ子供、女の子のはず……」

 「はぁ~やっぱり……」。

 私がぁ~私が初めに思っていた物、異世界物とは何かぁ~違うなぁ~。

 だってぇ~令嬢とか、あのぉ~逆ハーとかさぁ、望んでたん!。はぁ~(ため息すら出るわ)


 ホラァ~は~望んでなかったなぁ。


 そんな事を思っていたら、ドラゴン先輩が。

 「あの娘ですね、あの植え込みの陰にいる」

 あの植え込み……。

 「はぁ~どこぉ~んん?アレかな?」


 何か?視ずらいな、確かに言われてみれば人、女の子ぉ~が、何か薄っすいなあぁ~影が。

 女の子の身体から、遠くの景色が透けて見えるぞ。


 だけど、私もヤラれっ放しじゃー私もなぁ~幽霊に驚かされるじゃ無くて

 逆に驚かしてぇ~(ふふっ含み笑いが漏れる)


 して私ムツリは、そろ~り、そろ~り……その幽霊の女の子に……!

 スニーキングミッションじゃいっ!

 そして

 'その幽霊'の女の子の肩を軽く、とんとん!


 ー


 「みぃつけた!」……言ってやった!


 幽霊、女の子は振り返った。その女の子の顔から何か、悲しげな……寂しげなっ!なぜ!?

 ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい×10


 やっべ~幽霊、可愛い、可愛いけど、泣きそうじゃん!えっ?泣かせちゃったの?私が、幽霊だけどその女の子を……年下だろう私より多分……。


 「みつかっちゃった!」

 その直後でした、私ムツリがそう聞こえたのは。

 その幽霊の女の子が笑顔に

 笑顔になった瞬間っ!

 ピカッ!

 ピッカァー!!(光り輝く!)

 女の子の身体が光り輝いた!

 え!何?んもっー知らねぇ、ワケわからん


 そうして

 ん、お、やっと目が慣れてした、なので、今起きた謎の発光の事をドラゴン先輩に聞いてみた。

 「ねえドラゴン先輩、今、この()光ったんだけど、何なん?今もハッキリ光ってん!」


 と、ドラゴン先輩が私の問に返す前に。

 「おばちゃんとおじちゃんは誰?」

 (ニッコリ笑顔なのは幽霊女の子)


 オ、お、おばちゃん……この私がっ!

 (ムツリは謎の女の子から痛恨のダメージを!)


 おねぇさん……じゃ~ないわよねぇ~私。

 確かに、確かに……さん、3じ、じゅ、う……は。


 だから、私は少し八つ当たり気味に

 「おいドラゴン、これで少女"誘拐"てなら冗談にもならないからな、して、この後どうすん?」

 「はい、今回はストリートキッズの保護な訳ですから、このままこの()に本社まで来てもらいます」


 ふぅーん、えっ!ストリートキッズ!?

 幽霊の女の子の、ほむ……ホームレス?


 何これ、社会問題がほぼ現実と変わんないじゃん!

 本当、何か聞いてた話しと違っがうなぁ~……

 私のラノベ的な想像と違うわ~






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