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ジェイ……J 12の柱  作者: トモミ
12/69

12·見つけてあげよう!その3

 時は黄昏時。

 黄昏時、夕方、日が暮れる頃……


 ミュイィィーーンッ!ゴォーン!♪

 「い!いっでぇぇー!」

 (痛いぃ!これは痛い!)


 オバさんぽいのが突然!

 何も無い空間から飛び出して来たっ!そして木に頭からぶつかる、頭からぶつかるってアホや。


 「ん、もうっ!勘弁してくれヤッ!」

 (当てようのない怒り)

 毎回毎回ワープ、そう、もうワープでいいか。

ワープする度に、事故だぜこれ!コトだろ事っ!


 ※ 事とは、事業などによる事故または……


 「マジで労災だぜ!ていうか出るとこ出て告訴してヤルッ!」

 と、おばさん、又は中年ヤンキーがいつもの通り愚だまいているところ、ぐだまいてるね!


 「……………………」

 (誰かの?沈黙が?&視線)

 ん?

 (中年ヤンキー女ムツリはその誰かの視線に)

 「どわっ!誰っあんたっ!?」

 (ビックリした、誰や?)

 「ド、ドラゴンです、不器用ですから……」

 ぶ、ぶきよう……ですから


 「はぁ?あ!え!マジで!?」

 「ま、マジです……」その人はそぅ続けて

 「マジと書いて本気と……」

 えぇ~嘘ぉ~ん、私が想像してたのと違うぅ、だってぇ~ひとだもぉん、人ぉ~、にんげん。

 だけどぉ~誰かに似てるわねぇ~誰かしら?

 あ!あっ!

 「ドラゴン先輩!アレですか、あの世界的有名な!ドラゴン!NYに降り立つっ!」

(日本語のタイトルだと燃えようダイこん)みたいな


 アレ、それに似てると気付いたムツリは続ける

 「え!?ていうか本物?あれよ、あれだ!パンチ、ワンインチパンチ視せて!」

 (わかるかな……ズィー君道ぉ?読者様)


 「その、よく自分間違われますが、その、期待に応えられなくてスミマセン、その……リぃー違いです」

 「…………」

 (ムカ!期待外れによる怒りの刹那的沈黙)

 ムツリの

 そしてムツリは

 「てんめぇフッざけんな!返せ私の感動を,そして還せ、私のピュアなこの気持ちを!しかも中途半端にケンさん出すんじゃねぇよっ!何が、な~にが!!不器用ですからだっ!(怒)」

 それから小1時間ほどムツリは荒れた……

 その間ドラゴン先輩はひたすら、ひたすら必要のない謝罪をする(サマ)となりて……


ー  落ち着いたかな?


 「ふぅ~」ムツリ一息入れるの巻き。


 「それでは落ち着きました?ム、ムツリさん?」

 ん!あぁ~そうか……ま~確かにドラゴン先輩が悪い訳でもないし、悪いことしたわね……。


 だけど何でドラゴンなんだろ?

 「ん、ああ悪かった、缶コーヒーおごるから許してくれる?」。一応先輩だし


 「気にしないでください、よくあることなんで」。

 よくあるんだ、先輩的に。

 「あ、そっか~ごめんなさい、それで、何でドラゴンなん?」

 ほんと何でだろ?

 今までの~流れでいけば……魚、魚類なん、ドラゴンってまさか!タツノオトシゴォッ!とか?

 「私、今はこんな姿してますが実はアロワナですアロワナ……ムツリさん、知っていますか?」

 アロワナ……


 あ~ろ~わ~な~.

 「え、アロワナ?てマジであの、熱帯魚……屋さんとかに、あのアゴしゃくれてる……」

 しゃくれてるよねぇ~……あろわなん

 「そうです!よくご存知で!」

 でも……

 「でも何でドラゴン!?」

 その後先輩は説明してくれた。

 「あ~それですね、何でも英語圏ではドラゴンフィッシュと呼ばれているそうです……」

 それから、ドラゴン先輩とありきたりな世間話をすること…………


 「何か喉渇かない?何か飲も、でも~自動販売機……あるんかな?一応異世界なんよね?」

 どうかな此処?

 「ああ、ここなら大丈夫ですよ、有りますよ自動販売機!」

 え!あるの、ジハンキ?

 「え!マジでか?」

 て、ドラゴン先輩に言われて見れば、ここ東京?てか関東か?にほん……だな、看板日本語だし。


 そして、私ムツリは先ほどの謝罪も兼ねドラゴン先輩に缶コーヒーをおごることにした。

 「ドラゴン先輩、今日午後から何するの?」

 「そうですね、アポはもう取っていますので」

 アポ?アポイントメント……


 「会談予約~私前は違ったけど、今回は業務って営業すんの?」

 「いえ、窓枠サッシの営業のアポは先方の方とは後日という事になってるので、今回はお布団の販売の後の……ですね」

 「え!!私、窓枠サッシを売るの?マジかよ、で、布団の販売って……セールすmenかいっ!まあ……でも良いか……」


 それからそれから……


 それは結果からお知らせしよう、売れた、布団、お布団売れたよ!いや~若いころ焼き芋屋さんのバイトしてて良かったぁぁ!

 これこそ元祖マダムキラー!

 そう、私ムツリはお昼過ぎ午後のマダム様方々にヨイショする、手前スキルはカンストしるんじゃいっ!


 「しかし凄いですっ!ムツリさんっ!」

 うんうん!ドラゴン先輩もわかってらっしゃる!


 「してドラゴン先輩、夕方にも何かあるんだよね?」


 「ええそうです。これから幽霊を見つけに行くんてす」。?え、何?


 「はっ?」


 ◆ そう、この回はホラーなのです……


 「聞いてねぇぇ~~よぉ~」


 作者は、べつにテメぇに言ってねえし!!








ドラゴン先輩の話が予定より長くなってしまった

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