表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

566/620

566.強欲の大罪竜を撃破

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

「ぐっ……!」


 ドサッ。


 ――俺の身体が、力尽きたかのように地に崩れ落ちた。


 ピシ……ピシ……バキン!!


 手から滑り落ちた《魔導霊気刀》の刀身が、乾いた音を立てて砕け散る。

 まるで使命を終えたかのように、静かに、そして潔く。


 エンチャントを複数重ねれば、武器の負荷は限界を越える。

 それは理解していた。

 だが、エンチャント1つで砕けるとは。


 …アウァリティアの権能【竜樹】を最大火力で断ち切った代償か。


 また、《魔導霊気刀》のストックを増やさないとな。


 そして、先ほど脳裏に浮かんだメッセージ。


 《ラーニングにより習得したスキル》

 エラー発生

 権能【竜樹】消失


 初めてだった。

 《ラーニング》で得たスキルが“消える”なんてことは。


 権能というものは、単なるスキルとは違う“何か”なのか。

 あるいは、アウァリティアを倒したことで、スキルの“存在自体”が消えてしまったのか……?


 考えても答えは出ない。

 だが、確実に言えるのは――


 ――今の俺には、指一本、動かすことさえできない。


 全身が鉛のように重く、呼吸するたびに胸が軋む。

 魔力も、気も、霊力さえも──すべて、《魔導霊気刀》に注ぎ込んでしまったからだ。


「……あとは……タルタロス……」


 視界の端が滲む。

 俺の代わりに、あの魔物と戦っている精霊王ユグドラシルさん。

 あれから消息はないが……今はどうなっているのか。


「ユグドラシルさんがやられたら……まずいな……」


 ここにはもう、誰一人戦える者はいない。


 エリスお嬢様もレナもアルテナさんも、倒れて動けない。


「もう……一歩も動けない……アル……」


「暫し……休息をせねば……」


「はぁ、はぁ……」


 そして、俺から少し離れたところにいるテンちゃん、サヤ、ココさん――

 それぞれが、ボロボロの身体で荒い息を吐いている。


 満身創痍。体力の消耗だけでなく、深い傷も負っていた。


「くそ……早く回復させないと……」


 だが、ポーションを取り出す《アイテムボックス》すら、魔力が尽きて開けられない。


 身体を動かす《気》も、完全に枯渇していた。


 どうする……?

 このままじゃ、助けるどころか、全滅すらあり得る――


 ――そのころ。


 翠に染まる広大な大地。

 空に浮かぶ幻影のような世界。


 そこは、タルタロスが生み出した異空間ダンジョン。


 精霊王ユグドラシルと地底王タルタロスの激闘が、火花を散らしていた。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ