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534.冥界とショタワンコ(1)

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

 いっぽうこちらは、冥界。

 俺は地上界に帰還するため、元宿敵のシュラムと手を組むことになった。


 シュラムによると、確証はないが冥界の管理人なら地上界に戻してくれるそうだ。

 しかし、冥界の管理人の側近【ダクソス】がクーデターを起こしており、そのせいで冥界は大変なことになっているとのこと。

 なので、まずはクーデターを抑えるため、ダクソスを倒す必要がある。


 ちなみに、シュラムが俺と共闘してクーデターを抑える理由は、管理人の力で相棒のウォーカーの顔をもう一度見たいからだ。

 死んでからかなり時間が経っており、生まれ変わることを望んでいたので【輪廻の輪】と一つになっている。それをどうにかしてもらうためらしい。

 あと、管理人に代わってこの冥界を支配したいとか。


 そして、冥界の住人に対抗するため、冥界特有スキル【冥府の波動】を習得した。

 これでさっきまで追われていた冥途玉にも対抗できる!


「それでどこに向かえばいいんだ?」


 俺は隣を歩くシュラムに問いかけた。


「冥界の中心部、【冥府の城】だ。ダクソスはそこを根城にしている。【亡者の迷宮】の先にあるが、簡単にたどり着くもんじゃない」


 シュラムが薄く笑う。その表情には、どこか楽しんでいるような余裕が見えた。


「たどり着くのも簡単じゃないのか…だけど、何か策があるんだろ?」


 俺は余裕そうなシュラムの顔を見てそう感じた。


「もちろんだ。だが、まずは準備が必要だ。ダクソスの手下どもが【亡者の迷宮】を徘徊しているからな。こいつらに見つかれば一瞬で囲まれる。倒せなくもないが、その間にダクソスに逃げられたら厄介だ」


「それならどうする?」


「まずは奴らを陽動してやり過ごす。そのために【俺の部下がいる村】に向かうんだ」


「え!? 部下!? 村!?」


 冥界に村があることは驚きだが、その冥界にシュラムの部下がいるとは。

 もしかしたらすごい悪人顔たちなのかも。


「ここに来てからいろんなやつをボコって手下を作っていたんだぜ?」


 やっぱシュラムは悪人だな。いや、ここではガキ大将か?


「あとお前はその村で少し【冥府の波動】の肩慣らしをしてもらう。使いこなせなければ宝の持ち腐れだからな」


 シュラムは俺に向き直り、薄い青白い光をまとわせた。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


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