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441.実力の100分の1

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

 そう、俺たちはピエールと戦ったことがあり、深淵の闇魔法が発動しなければ全員殺されていた。


 しかし、あの時よりも俺たちは強くなっている。


 そして、疲弊しているとはいえ、今はたくさんの冒険者が揃っている。


 勝てる――。


「はぁ…無知は愚かといったものだぁ…その時のピエールは傀儡で、【実力の100分の1も出していない】というのになぁ!!」


 アモスデウスからの絶望的な事実に、俺たちは目の前が真っ青になる。


「な…なん…だと…!?」


 俺たちが戦ったピエールは傀儡で、本来の実力の100分の1だったというのか。

 そりゃ本体ではないとは思っていたが、そこまでの力を秘めていたとは。


「それじゃぁ…俺たちは…100分の1の実力しか出していないピエールに…手も足も…出なかったのか…」


 ラプラスの悪魔と、俺たちとの実力差を突きつけられた気分だった。


「…関係ないアル…!」


「拙者たちは多くの試練を乗り越えてきたでござる!」


「私たちが負けたらラビリンスの市民も危ないですわ!」


 しかし、どんな事実があろうとも、負けられない。


「氷剣【フリーズ】!!」


 ピキーン!!


 レオンさんがアモスデウスの足元を凍らせ、身動きを封じた。


「おわぁ!? なんだこりゃ!?」


 ヒュン!


 驚くアモスデウスに、サヤが距離を詰めて斬りかかる。


「んな!? 速い!?」


 アモスデウスの目が一瞬見開かれた。


「滅魔流【魔翔一閃】!!」


 ズガーン!!


 高速の抜刀による斬撃が、アモスデウスの首を斬る――かと思いきや。


「なーんてなぁ!!」


 黒く光る板が斬撃を受け止めた。

 一体、いつからそこにあったのか。


 ググッ…


 アモスデウスの板が妙に動いた。


「!?」


 バッ!


 サヤはその異変を察知し、すぐに距離を取った。


 シャキーン!!


 何本もの鋭く長い針が、サヤを追うように伸びる。


「やるねぇ…初見でこれを避けるとは…!」


 シュパッ!


 サヤに気を取られている隙に、上空からテンちゃんがアモスデウスに攻撃を仕掛ける。


「八極気功拳【超発勁】!!」


 ズガーン!!


 だが、再び黒い板が攻撃を阻んだ。


「何アルかこれ!? めっちゃ硬いアル!」


 いつの間に現れたのかも衝撃だが、その硬度にテンちゃんも驚きを隠せない。


「その奇妙な液体…硬くなるのでござるな」


 サヤは、その黒い板の正体に気づいた。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


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