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353/620

353.それぞれの脅威

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

 数分前――


「はぁ…はぁ…」


 アダマンタイトの壁で離れ離れになった冒険者のひとりが、血まみれになりながら必死に走っていた。


「くそ! …なんだあの見たこともねぇバケモノは!? みんな…殺されちまった…!」


 ラビリンスの冒険者はアダマンタイトの壁によってウェルたち、リョウマたちを覗いて3組に別れていた。

 そのうちの一組が未知の魔物に襲われ、全滅してしまったのだ。


「は…はやく…リョウマさんたちに…知らせないと…あのバケモノはヤバすぎる!!」


 その魔物――未知の存在は、リョウマたちでさえ危ういほどの力を持っているらしい。


「キシャアアアアアアアア!!!!」


 ズドドドドドド!!!


 凄まじい速度で魔物が襲いかかる。


「き…きた…!!!」


 ズバン!!!


 冒険者は為す術もなく、首をはねられた。


 グチャグチャ――


 魔物はそのまま冒険者を貪り食う。


_______________________


 さらに別の冒険者たち――


「なんだここは? 人工物のトンネルを抜けたら…沼?」


「というか…クセェ!! 多分毒の沼だ!!」


 辺り一面、濁った黒色の沼に立ち止まる冒険者たち。


「毒性が強そうですね…状態異常になる前にいったん引き返しましょう」


 ダンジョンでは、毒や状態異常で体が思うように動かなくなれば即死に直結する。

 【アルゴプリズン】ではなおさらだ。


 引き返そうとした瞬間――


「ま~て~!!!」


 サバァ!!!


 毒沼の中から人型の魔物が現れた。


「な、なんだ!? 人!?」


「そんなはずはないだろう。意思疎通できる魔物だ!」


 その魔物は全身がヘドロにまみれ、毒沼の中から悠々と姿を現していた。

 人間が潜れるはずのない沼だからこそ、これは間違いなく魔物だ。


「初めまして…さようなら!!」


 ゴゴゴゴゴゴゴ…。


 魔物が告げると、沼から触手が飛び出し、冒険者たちに襲いかかる。


「に、逃げろーーーーー!!!!」


 冒険者たちは必死に後退した。


_______________________


 そしてウェルたち――


「この森どこまで続くアルか~?」


「…1時間は歩きましたね…」


 人工物のトンネルを抜けてジャングルにたどり着いた俺たちは、既に1時間ほど歩き続けていた。


「…さきほどからずっと監視しているそこの者。妾たちは気づいておるぞ!」


 ガサガサッ!


 茂みが揺れ、何者かの気配が忍び寄る。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


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