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312/620

312.突然のイレギュラー

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

「…暗いせいか…眠くならない!」


 イザベラは薄暗いダンジョンに入るとシャキッとしていた。

 そのため、今日はサングラスをかけていなかった。


 観客席では、ダンジョン内部が巨大なスクリーンに映し出されていた。


 わあああああああああああ!!!!!


 歓声が爆発する。

 会場全体が熱気に包まれ、観客たちは立ち上がって声を上げた。


 Gクラスの完璧な連携プレイ。

 これならすぐに冒険者として活動ができると期待されるほどだった。


「おいおい、2年のGクラス強すぎじゃないのか?」

「とても落ちこぼれとは思えない!!」


 そんな声があちこちから上がる中、俺は腕を組み、ドヤ顔をしていた。


「ふふん!」


「嬉しそうアルな!」


 テンちゃんが小さく笑いながら声をかけてきた。


 そりゃそうだ。

 ずっと“劣等クラス”と笑われてきたんだ。

 ようやく見返すことができた。

 担任としてこれほど誇らしい瞬間はない。


 ――だが、次の瞬間。


 ジジジ…ザーーーーーーーーー…。


 スクリーンに映っていた映像が突然、砂嵐に変わった。


 ざわざわざわ…。


 観客席のざわめきが一気に広がる。


「弟子の活躍が観れないアル!」

「故障かしら…?」


 テンちゃんが不満げに声を上げ、リーズが眉をひそめる。


「これだからカラクリは嫌いでござる…! 拙者の刀でその根性叩き直してやるでござる!!」


「いや、それは叩き直すじゃなくて叩き斬るよね!?!?」


 サヤが刀を抜き放ち、俺が慌ててつっこむ。


「…なにか…嫌な予感がするのじゃ…」


 エリスお嬢様が小さくつぶやいた。

 その表情には、張りつめた緊張が走っている。


 エリスお嬢様の嫌な予感…。

 よく当たるんだよなぁ…。


「俺、ちょっと行ってきます!」


 俺はすぐ立ち上がり、転送魔法陣へと駆けだした。

 Gクラスの生徒たちが潜っているダンジョンは、テレポートの座標登録がされていない。

 だから転送魔法陣を使うしかない。


 だが――


「あれ? ダメだ…動かない?」

「え? なんで!?」


 管理者に確認しても、魔法陣は沈黙したままだった。


「何がどうなっているんだ!?」


 焦りがこみ上げる。



 一方その頃、別の観覧室では――


「2年Gクラスの映像だけが映らなくなった!?」

「あらあら…どうしたんでしょう…?」


 グアルとルナも、同じ異変を見つめていた。


「まさか…ターゲットがあそこにいるのか!? こうしてはいられない!」


 グアルが立ち上がり、影に足を踏み入れようとする。


「グアルくんダメよ! あなたじゃ敵わないわ!」


 ルナが慌てて止めるが、グアルは首を振った。


「…時間稼ぎぐらいはできるさ…その間に【ドナー】を呼んでくれ!」


 彼は片膝をつき、地面に手をついた。

 闇の気配が周囲に満ち、黒い靄が彼の足元に広がる。


「法術【影移動】!」


 しかし――


「…な…!? 影移動ができない!?」


 グアルの顔が驚愕に染まる。


「くそ!! 恐らく【転移を妨害する結界】だ!! 映像が映らなくなったのもそのせいだ!!」



 ダンジョン内部――


 Gクラスの前に現れたのは、血のように赤い瞳を持つ存在だった。

 冷たい空気が場を支配し、魔力が渦を巻く。


「ふっふっふっふ…久しいな…我が娘よ」


 その声は低く、湿った空間に響き渡った。

 ヴァンパイアがゆっくりと姿を現す。

 その瞳は、まるで永遠の夜を映すように光っていた。

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


と思ったら


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