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296.妖刀

追放ざまぁが読めるのは10.11話と20〜30話です!

「土魔法【ミスリルメイク】!」


 俺はサヤの指示を思い出しながら、具体的な長さや太さを計測する。

 木の梁に目印を付け、太さや重量を手に取って何度も確認する。


 手元のミスリルが光を帯び、徐々に刀の形を形成していった。


 これならどうだ!


「うむ! 太刀でござるな!」


 サヤの目が輝く。

 俺が知っている日本刀の太刀とは少し違うが、彼女の言う“太刀”の形状になったようだ。


 その後、森へ出向き、ゴブリンや小型の魔物を相手に試し斬りを繰り返す。

 斬る角度、握る手の位置、重さのバランス――レスターの感覚に合わせて微調整を重ね、一本一本の試作品を磨き上げた。

 刀は単なる武器ではなく、レスターの手に馴染む相棒になりつつある。


 次の段階に進む。


「拙者の滅魔流(めつまりゅう)を教えるでござる」


 サヤ直伝の滅魔流。

 基本の型だけでなく、型を“業”に昇華させなければ、あのベネットには勝てない。


「よろしくお願いします!」


 レスターは俺たちの屋敷に三日間泊まり込み、剣術を磨き込んだ。

 その後も、ちょくちょく屋敷に通って修練を続ける。


「刀の名前はどうするでござるか?」


 ある日、サヤが提案する。


「名前なんて必要なのか?」


 俺も【魔導霊気刀】には名前を付けているが、ロングソードなどは壊すことが多く、名前を意識したことはなかった。


「名前があった方が愛着が湧くでござるよ。それ以前に魂が宿るでござる」


 確かに、名前をつけると扱いが丁寧になる。

 武器が単なる道具ではなく、相棒として意識される瞬間だ。


「ちなみに拙者の刀は【冥漠丸(めいばくまる)】という【妖刀】でござる」


「え!? 妖刀だったの!?」


 初めて聞く話に俺は驚く。


「拙者はまだ未熟ゆえ、冥漠丸を【覚醒】させることはできぬでござるが、いずれはその領域にたどり着いて見せるでござる」


 妖刀には【覚醒】が存在し、目覚めると特殊な能力を引き出せるという。

 例えば、炎の妖から刀を作り【覚醒】させると、炎の妖刀になる。

 まるで【魔剣】のようだが、魔剣は妖ではなく、魔石から作られる。


 いくつか案を出し、レスターの刀の名前が決まった。


【滅銀の太刀(めつぎんのたち)


 銀色に輝くミスリルと、サヤ直伝の滅魔流を融合させた太刀。

 まさにレスターにふさわしい名前だ。


「よろしくな、滅銀の太刀!」


 レスターは刀を抜き、空に高く掲げる。

 その瞳に宿るのは、武器への信頼と、まるで相棒を呼ぶかのような深い絆だった。

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