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少し運がよいはずの男3

 四月四日 タカハル



 幼い頃には皆が考えたであろう。

 そう、本日四月四日はオカマちゃんの日である。誰がなんと言おうが、そうなんだ。

 三月三日が女の子の日、五月五日が男の子の日。ならば四月四日は?

 そう、オカマちゃんの日であることは自明だ。

 マトモな皆さんならば小学生の時点でそんなことを考えるのは飽きるのだろう。俺は馬鹿なことばかり考えているから、当然、飽きていない。長すぎる暇つぶしには、どうでもいい体験と無駄なことこそが必要なのだと、確信を持って言える。だから、今日は散歩ついでに駅前でオカマを探すことにする。

 街に出て、自分に出来ることを探すというのが、家から出かけるための名目だったはずだが、それは二日目にして、完全に失われていた。


「いねぇかぁ……やっぱりねー……」

 世は、グローバル社会、テレビタレントにオカマちゃんが引っ張りだこなんていう、立ち止まって考えれば割と不思議極まりない時代であろうとも、我が町は一味違った。

 ローカルエリアオバサンネットワーク(通称LAN)が、ド派手な格好のオナゴ、金髪学生、等々のソース(実家、家族構成)を簡単に特定するような地域社会である。いわんや、オカマちゃんをすることのハードルを越えるのはなかなかにハードだと考えられる。そして、そんなレアモノを真っ昼間から発見するクエストの難易度は無限大である。ていうか、そういうことをしたい人たちは都会に出ていく。そうして、我が町の生産年齢人口が減少する。ビバ村社会。

 しからば、俺のような無所属(学無し、職無し)・新(今季より)が昼間から闊歩することも、ありえないことだ。しかし、宝くじを当てておいたことが効いているのか、咎められることはない。……いや、咎められることは、そこまではない、が正確な表現だったか……。「あらぁ、タカハル君、学校はー?」「あはは……」という悲しき空返事を幾度か町に聞かせた覚えがある。

「そろそろ帰るか……」

 切り替えの早さが俺のいいところ。

 次の交差点でオカマちゃんが見つからなかったら引き返そうと決め、イヤホンから聞こえるサルサミージックのキビキビとしたリズムとはかけ離れたテンポでダラダラと歩く。

 そして、やはり交差点まで行っても、その先にオカマちゃんは見当たらなかった。速やかに交差点でまわれ右をしたとき、右折側の歩道に奇妙すぎるヒトを発見した。

 俺はオカマちゃんよりレアモノを見つけたかもしれない。わくわくする心と共に歩調が跳ねるようなリズムを取り戻す。

 楽しいことが生まれそうなヒトの前にたどり着くと、イヤホンを外して、話しかける。

「こんにちはー。いいお天気ですねー」

 俺の目の前にはピエロがいた。いや、近づいてみて分かったことだが、正確にはピエロっぽい人がいた。

 一発屋の芸能人にもなりそこねそうな、とびきり地味なメイク。割とご高齢の方向けなファンデーションを塗りたくったみたいな、そこそこに白が強めな色下地に、右目の周りが赤くぬられている。五つの鋭角を持つ赤の模様は、星形というよりも、微妙に歪んでいてヒトデに見える。自前で鏡を見ながら頑張って描いたのだろうということが感じられた。外見の完成度は高くない。それどころか、不審者一歩手前って感じだ。

 彼は(彼女かも知れないけど、そうだとしたら胸にサラシを巻きすぎている)自信というものをドコかに忘れてきたのであろうか、うつむいてトンガリ靴を凝視している。

 このまま立っていても仕方がないので、俺から話を切り出すことにする。

「ねえ、お兄さん? おどおどし過ぎじゃね?」

 ズボンとして履いている黒のスラックスは丈が足りていない。中学校の学ランのズボンを流用したように思えるが、さすがにそれはありえないだろう。

 果たして、ピエロとは、こんな感じの人で務まるのだろうか?

 それにしても、何故に貴方はピエロ(的)なのか。

「ま、いいや。ピエロだよね。何かみせてくれると嬉しいんですけど、どうでしょう?」

 彼はうつむいた顔を少し上げ、またうつむいた。同意し、うなずいたということにしておこう。

「何を見せてくれるんですか?」

 精一杯の笑顔で尋ねた。相手に警戒をさせないためには笑顔が大切だ。

 俺の笑顔が効いたのか、彼は足元においてあった鞄から、曲刀を四本取り出し、勿体つけることもせずに頭上に放り投げ、

 マヂカヨ。コンナヘンナヤツニデキルワケ……

「ちょっと、危ないって! 刃はついてないんだよな?」

 度胸とヤケクソは違うと、俺は半ば叫ぶように言った。

 しかし、俺の不安をよそに、彼は両手で曲刀を宙に浮かべて、淀みなく放物線を造り続けた。曲刀を使ったジャグリングだ。放おった刀は、すべて同じ回数だけ回転し、流線を描いてから彼の手元に吸い込まれていく。シュルクルシュル、シュルクルシュル、シュルクルシュルと乱れのないリズムで音がしている。

 俺が口を半開きにして見ていると、三十秒程だろうか、そのくらいの時間が経ったくらいで、ピエロは曲刀をキャッチしてジャグリングを終えた。

 彼が見せてくれたのは賞賛に価する芸だった。自然と小学校の卒業式以来の音がでる拍手をしていた。

 そして、中身の少ない財布を取り出してから、彼の足元を見るも、おひねりを入れるハットや缶は置いていなかった。このピエロには手技以外の全てが足りていない。彼自身の技量に対する見かけのチグハグさは、いったい何に依るものなのだろうか。メイクができないのならノーメイクでも、これほどの技量ならば問題はないはずなのに。

「なんかすごいっすね。芸歴というか、ピエロ歴は長いんですか?」

 しかし、やはりというか、なんというか、彼は先ほどまでと同様に、何も答えずに、さっさと曲刀をしまって、ささっと手を振った。そんな雑な別れの挨拶でショーは終わりということらしかった。

 ま、仕方がないか、マスターが終わりだというのだ、出ていかざるをえない。いろいろ気にはなるけど、いつかまた会えるだろう。

「なんつうか、面白かったです。機会があればまた見せてください」

 俺の言葉に、彼は何も答えずに去っていった。

 ベリークールだぜ。職人芸って感じだよなー。ジャグリングってどのくらい練習したら出来るのかな? ああいう道具って通販で買えるのか?

 そして、自分がメイクをした顔を想像し、ひどく気分が萎えた。うん、ないな。

 気分を変えようと、ポケットに挿しておいたコーラを呷る。

 うん、なんかテンションが上がって、気分がよくなってきた。

 そこで、俺の意識は失われた。



 ○月☓日



 ――みたいだ。

「え、短くね? この子、ビックリするくらい早く死んじまいましたよ? 意味がありそうな日が三日分しかないぜ」

 それにしても、俺ってこんなに引き篭っていたっけ?

 ……いたな。

「でも、次の日を視ることが出来ないわけでしょう? なら、そこで終わったと考えるのが自然じゃないかしら」

「エミが何らかの細工をして偽装を……」

「必要がないでしょう?」

 クリティカルヒット。エミを疑う必要は今のところなかった。まず、『何らかの細工』、ってなんだ、何らかって。それに、エミを信じないのなら、この場所すべてを疑う必要が出てくる。その必要はない気がする。だって、イイヤツみたいだし。我ながら根拠のない考えだが、ひとまず棚にあげて真相究明への話をしよう。

「話がちょっと戻るけれど、俺は殺された? という問いに、なんでエミは、・はい。と答えることが出来たんだ?」

「……私が下と、ここの関係性を観測していた限りで、自殺者がここに来たことはないからよ」

 エミは少し言葉に詰まりながらも言った。

『下』ね……。確かに、雲という存在は今までいた世界からは見上げる位置に存在していた物体だった。

 今のエミの答え方から判断できることは、自殺者はここを訪れない。という一点だ。死ななければここに来ることは出来ないとは言っていない。

 なら、可能性を潰していくまでのことだ。

「確認するけど、ここに来るのは死んだ人間だけなのか?」

「ええ、おそらくね」

「おそらく、か」

 今までの態度から、エミが迂闊なことを言う事は考えにくい。きっと彼女は誠実な人間だ。聞かれていないことを言わないことはあっても、俺を騙すような嘘はつかないと思う。

『私が下とここの関係性を観測していた限り』というような自身の経験則で法則性を語れるということは、それほど多くの死んだ人間を見てきたということだろうか? その点について、少々無遠慮と思いつつ、尋ねてみることにした。

「エミは何故、観測が正しいといえるんだ? 実は大正生ま……」

 言葉を遮り、拳が飛んできた。それは目で追えるくらいゆるゆるとした速さだが、わざわざ避けることはないだろう。角度的に危険な箇所でもなさそうだし、お約束的に。

 ――なんて無駄なことを考えている間に、ぺちんと、俺の左腕にエミの拳が当たった。

 初接触が、ナックルという衝撃体験をありがとう。でも、最後まで言わせてくれてもいいだろうと思う。

 触れた彼女の手は少し冷たかった。それでも、確かな体温を感じることが出来た。この場所はなんなのだろう。

「はあ……ペースが乱される……。ここに来るには資質が必要なの。その項目はステータスボードで参照が可能なの。そして、私が体験した全例がそのパターンに合致する。これが貴方は殺されたと判断した理由。この説明で十分かしら? 私が視てきた死の体験について一つ一つ語ってあげましょうか?」

「いいえ、結構です。それにしても、みんな苦労して死んでいるんだな、泣けるぜ」

「あなたは安定してめんどくさい人のようね……」

 さすがの俺も自分が可哀想に思えてきた。自らの尊厳のために反撃をすることを決めた。こんな扱いを生んだ責任は、完全に俺にあることを棚に上げ、エミ様に報復を実行する。

「さっきから、貴方、貴方って、人の名前を呼べないようなお子様に、バカとか言われても痛くも痒くもないね。俺はエミの夫じゃねーっての……いや、そうやって脳内変換すれば逆に……」

 報復を、と考えたクセに、口から出るのはただの口喧嘩レベルの反撃だった。

「貴方……みたいな変な人間と話すのは苦手なの。真面目な人にはそれなりの態度で応じるわ」

「なーんだ、コミュニケーション障害ちゃんかと思ったぜ」

 もう一度拳が、飛んで、きた。

 ゆるゆるという音が聞こえそうなくらいの遅さだった。

 しかし、こういうものは避けてはいけないと相場が決まっている。――当たると、さっきより少しは威力があったような気がする。なので、少し大げさに後ろによろけてみたりする。

「もうダメージを受けたくないので、話を変えまーす」

 真面目な委員長風を装って言ってみた。

「どうぞ、タカハル君」

 すると、エミは議長然として指名してきた。コミュニケーション障害と言われたため、頑張ってノリを合わせ、名前を言ってみたのかもしれない。

 では俺の言葉は……。

「このノリ、メンドクサクナッタ」

 委員長風な即時対応が出来なかったので、にっこりと舌を出してごまかす。

「ふざけてばかりだから、私が折れて、乗ってあげたのに……」

 エミはガッカリといった様子である。なんだろう……すごく好きな反応だ。

 さてさて、じゃあそろそろ真面目モードっと。

「本題に戻すとだな、さっぱり死因に検討がつかないので、他の人を視せてください。ってのはいかが?」

「今までの記録で見当がつかないなら、そうするのがベターだと思う」

 さっきの表情と違い無表情で応えた。そちらも切り替えのお早いことで。さっきまでの怒った感じも可愛らしい感じでよかったんだけどな、と軽く後悔をする。

「その候補なんだけど、まず、家族。あっ、俺、言ってなかったけど四人家族だから」

「あ、そう」

 今の、あ、は俺の、あっ、とカブっていて面白いね。そんなことを言おうものなら、またしても、鉄拳制裁をいただけることが可能なので、自重しておこうと思った。そんなものをご褒美と呼べるマゾ趣味はない。

「構成はですね。父、母、俺、弟でして、この弟が賢いわけさ。だから、俺のことも巧く殺っちまえるのではないかと思うわけです。そのあとで、他の二人の様子も見たい。こんな考え、エミはどう思う?」

 まあでも、やっぱり疑わしいのは一人しかいない。

「家族なら貴方と接触の機会は他の人よりも多いでしょうしね。いいと思うわ」

「では、ご一緒にいかがですか、お嬢様?」

 気障ったらしく頭を下げると、エミは苦笑しながらも、うなずいた。

 あとな、拳は握らないでくれ。握り方からさっきよりも力が篭っているのが分かる。

 俺は崩れた笑顔で、「ごめんなさい」と言う。

 負けたわけではない。痛いのが嫌なだけだ。それだけさ。



 三月二十日 マサト



 春休みも半ばを過ぎていた。数日前は新入生の合格発表があった。そこで新一年生たちの顔ぶれを知ることが出来た。そのメンツの中には中学生大会で優秀な成績を残した顔が幾人か発見できた。我らが陸上部の発展のためには、有望な新人を他の部に流出させるわけにはいかない。現在の部員たちの出身中学を思い出し、勧誘の計画を立てていく。

 今日、兄貴の高校は卒業式だ。僕の学校は昨日だった。そのあたりは公立高校の間で配慮があるらしい。その配慮は各家庭にではなく、主に来賓のお歴々に向けられたものだろう。地元選出の県会議員はどちらの卒業式にも顔を出すらしく、それはそれはご苦労様というやつだ。

 だが果たして卒業式という厳粛な雰囲気の場で、あの兄貴が、ふざけないでいることが出来るのだろうか? 僕は明確な意思を以て、それを否定することはできなかった。その場には同窓生であるリュウさんもいることだし、兄貴が待ちに待ったであろう卒業という日に退学ものの馬鹿なマネはしないと思うのだが……。

 しかし、そういう真面目で画一的な態度が求められる場でこそ、兄貴は危険だといえる。去年の卒業式には、いつも通りの時間に起床していたにも関わらず、わざと式が終わる頃に登校し、その挙句に昇降口で卒業生を見送る自分のクラス担任(確かアオタケ先生と言っていただろうか?)の前を何回通ることが出来るか、ということをしたらしい。リュウさんによれは、その教諭は兄貴が現れた瞬間に青筋を立てて怒り始め、さらに兄貴は式をサボったことを素直に認めなかったらしく、クラス担任から日頃のストレスのはけ口にされるはめになったとか。

 担任のアオタケという教諭を嫌っているということは日々の兄貴の口ぶりから、容易にうかがい知れることだ。けれど、弟としてはそんな態度はいろいろと心配になる。波風をたてることばかりしないでくれと思う。もし兄貴の行いが来賓のお歴々などから父に伝わったなら、少しマズイことになるかもしれない。

 けれども、僕がそんなことを考えていても仕方がなかった。僕は僕で自分のすべきことをするべきだ。そうなると今日は来年度に向けて数学の予習を目標まで進め、そしてその後は兄貴の部屋から小説を拝借して、一日を過ごそう。


 予習が一段落したころ、玄関の開く音がした。

「ただいまー。帰りましたぁ」

 そして、間延びした声が聞こえた。少し甲高い声から、兄貴が帰宅したのだと分かる。

 しかし、兄貴のキャラ設定はどうにかならないのか? チャラいでもなく、ワルいでもなく、口語では分かりにくい言葉を使うスタイルは何に影響を受け、形成されたのだろう?

「どなたかいらっしゃいますか?」

 昨日は、「誰かいねーのか、コラー」だったと思う。兄貴は移り気だから深い意味を以て、発している言葉ではないのだろう。それ自体には意味はなく、つまりは僕が家に居るのかを確かめるための言葉なのだ。

「部屋にいるよ」

 僕はそのノリに付き合うような人間ではないと思っている。別にそういうノリを嫌っているというわけではない。だが、気分屋の兄貴に合わせ続けるのはなかなかに大変であり、僕なりの兄との適切な距離感のつもりだった。

 兄貴がノックもせずに部屋に入ってきた。いつものことだ。僕も兄貴の部屋に入る時にノックをした覚えはない。

「ああ、さっきの声はマサトちゃんか。今日もいいことあったか?」

「普通だったよ。――兄貴さ、昼間に玄関の鍵が空いている。家にいると考えられるのは僕だけというのが想像出来ているんだろう?」

 まったく、兄貴は大雑把に生きすぎだ。

「いやー、すまんね。学校でリュウに宝くじで九十万が当たったという話をしてしまって、ふと、アホみたいにナイフとかを振り回しちゃう強盗さんとかがいらっしゃっていたら、ヤバイなーって思ってさ」

 絶句した。

 まず、家に強盗がいた場合、その問いかけで対処できると考えていること。

 次に、兄貴が高額な配当を得ていたこと。

 最後に、それを日常のことのように話している精神、という三点について。

「兄貴、また当たったの?」

 実際はこの点について一番驚くべきなのだろうが、我が家においては後回しになる。兄貴は運の要素が絡む事柄にはめっぽう強かった。だが、コツコツと貯めていた小遣いをはたいて、最新ゲーム機を購入した翌週に、それとまったく同じゲーム機の懸賞に当選したのは笑えた。いっそ逆に不幸なのでないかとさえ思えた。そして、幸運にも僕がその二台目をいただくことになったのだ。兄貴は懸賞で届いたほんの少しだけ新しい方を僕にくれた。こういうのはたいてい不良品を送ってくるものだと言って。それから数年経ったが、僕が貰ったものに不具合は起きていない。

「最近なにかと入り用だからな。二百円払って、お金をもらってきた。ぶい」

 笑顔でピースサインを突き出す兄。

 またこれだ。

 でも、こんな感じで運がよければピースサインを作って、楽しげに生きていても大丈夫なのかもしれないな、とも思う。思ってしまうのだ。

 僕はたぶん呆れているわけではないのだ。その気楽さに、僕も自然と笑みが浮かんでしまう。もっとも、おこぼれ的に最新ゲーム機を手に入れるくらいの僕には、その生き方を真似なんかできるわけもないのだが。

「僕を巻き込まないでくれよ」というと、兄貴は、バツの悪そうな顔で「悪かったな」と言うと自分の部屋に向かった。

 なにか誤解が生じたかもしれない。

「別に責めているわけじゃないからなー」と少し大きな声で言っておく。

 それで本当に無事に生きて行けるのなら、その人間を責める必要はないだろう。たいした生産性はないが、楽しそうでいいじゃないか。

 けれど、小説を借りに行くのはまた今度にしたほうがいいだろうと思って、明日進める予定だった予習に手をつける。

 なんだかいつもよりも能率が悪い気がするが、それは僕の運がよくないせいだろう。


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