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結婚直前に婚約破棄されたマネージャーの俺が育てたアイドルに拾われ婚するってマ?   作者: 東音
第八章 結婚式に元婚約者が乱入するってマ?

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結婚式に元婚約者が乱入するってマ?

 衣装室にて──。


「あらっちゃん、お待たせしました!どう?」


 衝立の向こうから出て来た果林は、ドレスの上から煌めく星々の浮かび上がる紺色のオーバードレスを羽織り、シニヨンに纏めていた髪を下ろし、星の髪飾りをつけ、更に美しく変身を遂げていた。


「おおっ、華やかでいいじゃないか! アイドル果林の本領発揮って感じだな!」

「ふふ。よかった! あらっちゃんのイメチェンも素敵だよ!」

「そ、そうか?」


 俺も果林の変身に合わせて微妙にネクタイの色を変え、ヘアアレンジをしてもらっていたので、ちょっと照れ臭い思いで頭を撫でつける。


「しかし、短時間でこのアレンジ! ステージ衣装の早替えのように鮮やかなお手並みですね?」


「お褒めに預かり光栄です。素敵なお二人のアレンジですので、今日は一層力が入りました!」


 感嘆して担当してくれた衣装係の鷲尾さんに声をかけると、彼女は年配ながら若々しい笑みを浮かべ、力拳を作るポーズを取った。


「ご準備の方整いましたら、会場の方へどうぞ!」


 そこへ、ウエディングプランナーの井堀さんから声をかけられる。


 鷲尾さんにお礼を伝え控え室を出ると、俺と果林は寄り添い、井堀さんに先導されながら、会場への短い道を歩き出す。


 結婚式の余興とはいえ、果林卒業後、ルミナス☆ミ メンバーでパフォーマンスが見られるという貴重な機会に、俺はふわふわと幸せな気持ちになっていたところ……。


 ドスドスッ! ヌオン!!


「「「!?」」」


 会場前の扉に立つ井堀さんと俺&果林の間に割って入るように、地響きを立てて何か白い巨大な物体がやって来て、俺達の視界を遮った。


「ここにいたのね。やっと見つけたわ!」

「「「???」」」


 壁のように立ちはだかるその白い物体は、よく見ると、ウエディングドレスを着た見覚えのない相撲取りのような体型の女性(?)である事が判明し、俺達が呆気に取られていると彼女は大声で叫んだ。


「新さん! 私、綺麗になったでしょう? さぁ、そんなアイドル女なんか捨てて、私と行きましょう?」


「ふぁっ!? 何言ってんだ? あんた、大体誰だよ?」

「そ、そうだよ! いきなり、何言ってんの? あなた誰?」


 突然の不審人物の出現に驚きながら、俺と果林が問うと、彼女は真っ赤な口紅を施した口元にニヤリと笑みを浮かべた。


「ふふっ。以前より少しふっくらして、更にいい女になったから分からないのね? 私は()()()()! あなたの元婚約者よ……!!」

 キラッ✧


「「っ……!?||||||||」」


 彼女(美咲さん?)はそう言い、太い小指の先に引っ掛けたダイヤの指輪を見せ、俺と果林はその場に凍り付いたのだった……。


*あとがき*


 いつも読んで頂き、ブックマークや、リアクション、ご評価下さって本当にありがとうございますm(_ _)m


 ついにみさきん登場……!

 新&果林サイドは変わり果てた姿の彼女にどう対応するのか、見守って下さると有難いです。


 今後ともどうかよろしくお願いします。

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