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結婚直前に婚約破棄されたマネージャーの俺が育てたアイドルに拾われ婚するってマ?   作者: 東音
第八章 結婚式に元婚約者が乱入するってマ?

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アイドルとマネージャーの幸せな結婚式《前編》〜家族からの祝福〜

 結婚式当日、結婚式場『アルテミス』花嫁の控室にて──。


「うっうっ。果林ちゃん、綺麗ね〜!

 新がようやく結婚出来て、その相手が娘みたいに思っていた果林ちゃんなんて。

 息子と娘がダブルで婿&嫁に行くみたいだわ〜」

「お、おい。母さん……」

「あらっちゃんママ……」


 果林の純白のウエディングドレス姿と俺を見て、普段気丈な母が泣いていた。

 その隣の妹の澪も涙ぐんで、俺達に声をかけた。


「ぐすっ。果林ちゃん、天使みたいに綺麗。お兄、天使と結婚できる幸運を大事に、これからは果林ちゃん泣かすんじゃないぞ?」


「分かってるよ!」

「澪ちゃん、ありがとう!」


 妹の澪の腕の中で暴れている甥の始(9ヶ月)は、俺達にニコッと笑顔を向ける。


「あう。おんに。はり。おんとー!」


「きゃわ〜!! 始ちゃんこそ天使!」

「ああ! 始、おしゃべり上手になったな!」

「大分仕込んだのよ〜」


 まるで、俺達におめでとうと言っているような発語に、俺も果林も沸いた。


 ※なお、父さん、祖父の源じいさんは新郎(新)の控室でお留守番をしています。


「小松崎さん、ご家族の皆さん、今まで果林を家族のように可愛がって頂いて本当に本当にありがとうございます!」


「アレックさん」

「お父さん」


 そこへ、果林の実父、アレック・デイビスさんが彼女と同じ青い目を潤ませて、金髪を揺らし、深々と頭を下げた。


「松崎さんのような素敵な男性と結婚出来るなんて、果林は幸せ者です。これからも、彼女の事をどうか宜しくお願いします」


「は、はい。お任せ下さい。これからは、夫として果林さんを幸せにします」


 堀の深い美形のアレックさんを前に、俺は緊張しながらも答えた。


「父親としては何もしてやれませんでしたが、ずっとあなた達を応援していました。「ルミナス☆ミの絆は永遠に不滅だぁっっ!!」」


「「!! それ、卒業コンサート初日のファンのセリフ……!」」


 俺と果林は驚いて顔を見合わせた。


「実は私も変装してコンサートの客席にいたんですよ? 妻も、子供達も、皆果林と小松崎さんのファンで大好きです。よかったら、店にもイギリスの家にも遊びに来て下さいね」


 アレックさんは目尻に皺を寄せて、俺達に柔和な笑みを浮かべたのだった。


        ✽


 そして、それから間もなく、俺は既に祭壇に、家族や招待客が着席して待つ「アルテミス」のチャペルにて──。


 父親のアレックさんと腕を組んだ果林が現れると、美形な親子の姿に周りからはわあっと歓声が上がった。


「果林ちゃん、綺麗っ!!」

「お父さんも、ダンディっ!!」


「おおっ、果林は父親似なんだな!」

「親子でなんて眼福なっ……!」


 その中にはルミナス☆ミ アヤと舞弓、キラ星プロの大文字社長、鈴木さんの声もあった。


 祭壇の前で、アレックさんから果林を預けられる瞬間、彼は「後はよろしく」と言うように、俺にウインクをした。


 俺はそんな彼に軽く会釈をし、改めて果林に向き合う。


「(あらっちゃん♡)」


 清らかなレースのウエディングドレスに身を包んだ果林が俺に微笑んでいる。


 ヴェールに覆われたその輝く金髪と青い目を堪らなく愛おしいと思いながら、心の底から幸せがこみ上げて来たのだった……。



 *あとがき*


 いつも読んで頂き、ブックマークや、リアクション、ご評価下さって本当にありがとうございますm(_ _)m


 今後ともどうかよろしくお願いします。

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