表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
結婚直前に婚約破棄されたマネージャーの俺が育てたアイドルに拾われ婚するってマ?   作者: 東音
第七章 育てたアイドルに魔の手が 迫るってマ?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/53

助けを呼ぶ声

《柏崎頼愛視点》

「う……ん……」


「お茶に入れた薬がよく効いているようだ。

 やっと、二人きりで愛し合えるね? 果林ちゃん♡」


 意識の朦朧としている果林ちゃんをベッドに運び、俺が彼女に笑顔を向けた時……。


 チャラッチャララ♪ チャラッチャララ♪

「!」


 電話の着信音が鳴り、床に転がっていた彼女のスマホを拾い上げた。


 画面には発信先が「マイダーリン♡あらっちゃん」と表示されていた。


「小松崎新か……! 今頃連絡して来ても遅いんだよ、バーカ!!」


 画面をタップし、着信拒否をして、電源を切ってやった。


 どうせなら、これから俺と果林ちゃんの愛の営みをテレビ電話で見せつけて、奴の絶望する顔を見てやりたいところだが、犯罪の証拠を残すのは得策ではない。


 彼女に今後も言う事を聞いてもらう為、こちらのスマホで動画は撮っておくがな……。


 俺はベッドがよく見える位置に自分のスマホを設置すると、高笑いをした。


「ハッハッハッ。小松崎新め。古丸美咲に引き続き、桃谷果林ちゃん……。二度も俺に女を寝取られるとは、本当にマヌケな奴だぜ!」


 ギシッ!


「ハアハアッ。さぁ、果林ちゃん……。その汚れなき綺麗な体を、俺に捧げてくれっ」


 ベッドの上で、果林ちゃんに覆い被せる体勢で、興奮を抑えられず、ブラウスの襟元にあるリボンを解こうとすると……。







 バキィッ!!

「キモい息吐きかけんじゃねー!! この変態っっ!!」


「こぶほぅっ……!!」


 ガタガターン!!


 突然顎に強い衝撃と痛みが走り、気が付くと俺は床に転がってうめき声を上げていた。

 

「う、ううっ……、な、何で……」


 ベッドの上には、拳を突き上げた果林ちゃんが仁王立ちし、憤怒の表情を浮かべていた。


「バカなんじゃないのっ? 怪しさ満載の男から勧められたお茶なんて、飲むわけないっしょ!? 金持ちのイケメンだったら、何でも上手く運ぶと思った?」


「ぐ、ぐぬっ……! バカは君だ! 大人しくしていれば、痛い思いをしなくて済んだのに……! こうなったら無理矢理にでもっ……」

 ギシッ! ガシッ! 


「キャァッ!」


 可愛さ余って憎さ100倍。

 すぐにベッドに戻り、彼女の両腕を強く掴んで動きを封じてやると、彼女は力の限り叫んだ。


「いやあぁっ!! 助けて!! あらっちゃん〜〜〜!!!」


「ハハッ! 呼んだところで、助けに来るわけ……」


 ガチャッ!

「おう、果林! 来たぜ〜〜〜!!」

 ダッ!!

「はんぬっ?!」


 突然部屋のドアが開き、筋肉質な中背のフツメン男が飛び込んで来たのに、俺は飛び出るほど目を見開いた。


「お、お前、小松崎あら……」

果林ウチのアイドルに何してんだっっ!!」


 名前を呼び切る前に、奴の拳が目の前に迫っていた。


「マネージャー怒り心頭パーンチッッ!!」

「げぶふうっっ!!」


 ドゴオンッッ!!!!


 ガタガタガターンッッ!


 ボディに渾身の一撃を入れられ、先程の何百倍もの衝撃と痛みと共に吹っ飛ばされ、俺は再び床に転がったのだった……。




*あとがき*


 いつも読んで頂き、ブックマークや、リアクション、ご評価下さってありがとうございますm(_ _)m


 現実世界(恋愛)ジャンル−連載中 日間ランキング8位(2/3 12時時点)に入りました!


 応援下さり、本当に感謝です✧(;_;)✧


 ここからざまぁパートに入って行きますので、柏崎達の行く末を見届けて下さると有難いです。

 今後ともどうかよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ